科目名 社会福祉概論(講義) 担当者
(実務経験名)
非常勤講師 泉 賢祐
(医療ソーシャルワーカー、スクールソーシャルワーカー、生活支援員、ケアマネジャー、社会福祉法人理事長)
履修期 2年 前期 卒業単位 必修 2単位
免許・資格 栄養士必修
授業の目的 社会福祉の概要について理解する。社会福祉の歴史、分野、地域、施設、人材、方法、課題等について知り、理解を深める。社会を支える専門職の一つである栄養士として、福祉職等との連携や社会資源の活用等について学ぶ。
到達目標 知識・理解 社会福祉の考え方、歴史、分野、地域、施設、人材、方法、課題、社会資源等について理解する。
思考・判断 社会福祉に関する理解を通じて、人間が自立し助け合うことの大切さを考える。社会を支える専門職の一つである栄養士としての責任と、他の専門職等との協力・連携について考える。
態度・興味・意欲 社会福祉に関する理解を通じて、社会人としての態度を身につけ、人や社会についての興味を深め、社会に貢献する意欲を高める。
技能・表現 保健医療福祉分野等での多職種連携の重要性を理解し、栄養士として基本的なレベルの連携ができるようになる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

社会福祉とは

社会福祉の定義及び用語等について予習しておくこと。

60

2

日本の社会福祉の歴史

社会福祉の歴史、特に第2次世界大戦後について予習しておくこと。

60

3

社会保障制度と社会福祉を展開する組織

社会保障制度及び組織等について予習しておくこと。

60

4

子ども福祉

子ども福祉、特に少子化及び子供の貧困等について予習しておくこと。

60

5

障害者福祉

障害者福祉の理念及び法律等について予習しておくこと。

60

6

高齢者福祉

高齢者福祉の現状及び法律等について予習しておくこと。

60

7

介護保険制度

介護保険制度の理念及び概要等について予習しておくこと。

60

8

低所得者福祉

低所得者対策、生活保護制度等について予習しておくこと。

60

9

地域福祉

地域福祉の理念及び担い手等について予習しておくこと。

60

10

医療福祉

医療制度及び医療ソーシャルワーカー等について予習しておくこと。

60

11

精神保健福祉

精神障害者の現状及び精神障害者福祉制度等について予習しておくこと。

60

12

社会福祉施設

社会福祉施設の体系等について予習しておくこと。

60

13

社会福祉の人材

社会福祉人材の現状及び対策等について予習しておくこと。

60

14

社会福祉の相談援助

社会福祉相談援助の目的及び内容等について予習しておくこと。

60

15

社会福祉と多職種連携

生活場面における多職種連携について予習しておくこと。

60

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 70%
レポート
課題
実技
受講状況・態度 30%
その他()
教科書 鬼崎信好・本郷秀和編『コメディカルのための社会福祉概論』講談社 (最新版) 参考書 九州社会福祉研究会編『21世紀の現代社会福祉用語辞典』学文社 (最新版)
アクティブ・ラーニング
ICT活用
メッセージ・備考 授業への積極的な参加を重視します。受講態度が積極的かつ全講義15回の出席は当然のことです(公欠等の場合は課題レポート等あり)。基本的には筆記試験と受講状況等で評価しますが、必要に応じてレポート等を課す場合があります。
関連科目 公衆衛生学、公衆栄養学概論