科目名 総合芸術論(講義) 科目ナンバー MU-MA1304 担当者
(実務経験名)
非常勤講師
山本 百合子
履修期 専攻科 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格
授業概要 日本の近世の総合芸術の代表である歌舞伎の、成立背景や表現様式、作品種や演出の変遷、音楽的要素等について、同じ日本の中世の総合芸術の能楽や、西洋の総合芸術であるバレエやオペラと比較しつつ、具体的な作品例を鑑賞し、実際の舞台上演も鑑賞して理解を深める授業とする。
到達目標 知識・理解 日本の伝統的な総合芸術の種目や表現様式や歴史的背景を理解できる。
思考・判断 総合芸術の中の音楽と他要素の相互関係を感受し理解できる、また異なる種目の総合芸術間の相違点とその背景について理解できる。
態度・興味・意欲 総合芸術の見たり味わったりする際の観点について、音楽の指導者の立場から的確に理解し、その観点にそって鑑賞しようとする。
技能・表現
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション・日本の総合芸術概説

日本の音楽と総合芸術について予備調査 

30

2

総合芸術の中の歌舞伎と能楽

総合芸術の中の歌舞伎と能楽について予備調査 

30

3

歌舞伎の成立と歴史的変遷

歌舞伎の成立や歴史に関する配布資料の購読予習 

30

4

歌舞伎の作品種

歌舞伎の作品種に関する配布資料の購読予習 

30

5

歌舞伎の表現様式

歌舞伎の表現様式に関する配布資料の購読予習 

30

6

歌舞伎の舞台演出

歌舞伎の舞台演出に関する配布資料の購読予習 

30

7

歌舞伎の作品研究①

歌舞伎の作品例に関する配布資料の購読予習 

30

8

歌舞伎の作品研究②

歌舞伎の作品例に関する配布資料の購読予習 

30

9

歌舞伎の作品研究③

歌舞伎の作品例に関する配布資料の購読予習 

30

10

歌舞伎の作品研究④

歌舞伎の作品例に関する配布資料の購読予習 

30

11

歌舞伎の劇場見学と舞台上演鑑賞①

歌舞伎の劇場に関する配布資料の購読予習 

30

12

歌舞伎の劇場見学と

歌舞伎の舞台上演に関する配布資料の購読予習 

30

13

能楽との違いについて

能楽に関する配布資料の購読予習 

30

14

西洋の総合芸術との違いについて

バレエやオペラに関する配布資料の購読予習 

30

15

日本の総合芸術の特徴のまとめ

今期に学習した内容の総復習をしておく 

60

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 30%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法
教科書 授業中に資料を多数配布し、自学自習のための参考書も紹介する。 参考書 講義中に紹介する。
アクティブ・ラーニング なし
ICT活用 なし
メッセージ・備考 学期中に一度は実際の舞台鑑賞を行う。(昨年度は歌舞伎鑑賞を実施;4,000~5,000円の実費)
関連科目 なし