科目名 和声(講義) 科目ナンバー MU-MA1307 担当者
(実務経験名)
准教授 井上 幸一
(作・編曲家)
履修期 専攻科 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 なし
授業概要 西洋音楽の古典期に確立された音体系への理解を深め「響き」に対する感性の充実を図ると共に、和声学的に楽曲を考察するための基礎力を拡大する。和声課題の実施を中心に、対応する楽曲を考察する。
到達目標 知識・理解 S諸和音、近親転調における配置と連結を理解することができるようになる。
思考・判断 ハーモニーとメロディーについて理論的に考察できるようになる。
態度・興味・意欲 響きの変化とその理論的背景について関心をもつことができる。
技能・表現 S諸和音の課題を応用しリアリゼーションができるようになる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

Ⅱ7の和音の配置と連結

Ⅱ7の和音について

30

2

Ⅱ7の和音→D諸和音及び先行和音→Ⅱ7の和音の連結

課題の実施

30

3

Ⅱ7の和音を含むバス課題1(長調)

課題の実施

30

4

Ⅱ7の和音を含むバス課題2(短調)

課題の実施

30

5

準固有和音の配置と連結

準固有和音と固有和音について

30

6

準固有和音を含む連結及びカデンツ

課題の実施

30

7

準固有和音を含むバス課題1(Cdur Bdur Edur)

課題の実施

30

8

準固有和音を含むバス課題2(Adur Esdur Hdur)

課題の実施

30

9

準固有和音を含むバス課題3(Dsdur Gdur Ddur )

課題の実施

30

10

ドッペルドミナントの諸和音

ドッペルドミナントの和音について

30

11

ドッペルドミナント諸和音を含む配置と連結の一般原則

課題の実施

30

12

Ⅳ7・+Ⅳ7・-Ⅱ7の和音

課題の実施

30

13

K2及びK3におけるS諸和音

S諸和音について

30

14

近親転調

転調について

30

15

和声実習における原則的な公理とまとめ

総括的復習とまとめ

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 60%
レポート
課題 20%
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 課題の実施と添削。
教科書 「和声 理論と実習Ⅱ」島岡譲 他 著(音楽之友社) 
参考書 「和声と楽式のアナリーゼ」島岡譲 著(音楽之友社) 
アクティブ・ラーニング 無し
ICT活用 無し
メッセージ・備考 K2及びK3におけるS諸和音と転調における知識を演奏に活かしましょう。
関連科目 編曲法