科目名 教育方法論(講義) 科目ナンバー LA-TT0115-Wt 担当者
(実務経験名)
講師  梶原 健二
履修期 2年 後期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修、司書教諭必修、栄養教諭二種必修  1単位
授業概要 情報機器ならびに視聴覚教材の意義を理解し、実践的活用能力を身につけるために教材研究、教材づくりを行う。学習内容は、①カリキュラム構造及び編成過程(CM)、②学級経営の実践的方法(学校広報)、③教科外教育活動に関する基礎知識(学校行事等)において、教育実習を想定した授業内容とする。モジュール型(20分程度)の模擬授業のプレゼンテーションを課す。
到達目標 知識・理解 学習指導の手法と評価および学級運営や学校広報について理解することができる。
思考・判断 地域の特色に応じた教材や歴史について考察できる。
態度・興味・意欲 担当教科だけではなく、学級運営に係る地域との連携に興味を持つことができる。
技能・表現 ICTを駆使し、効果的に学校行事や教育活動の成果を伝えることができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション:「教育の方法」について考える

講義要項を読んでくる

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2

西洋における教育思想と教育方法の歴史

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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3

日本における教育改革と教育方法の歴史②:教育方法の論争

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4

明治期の学校制度とその時代背景:明治5年学制の時代背景とその受容

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5

子どもの学び:教育目標の基本と教材の具現化

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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6

学習とは何か:学習理論と教授法、「発達の最近接領域」

教科書を読み課題(疑問点)を整理してくる

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7

学力とは何か:協働的学習による授業デザイン

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8

授業をどうデザインするか①:教材研究とモジュール型授業

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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9

授業をどうデザインするか②:ICT技術とアクティブラーニング

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10

教育の道具・素材・環境を考える(コンピュータ技術の歴史と活用)

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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11

何をどう評価するのか:パフォーマンス評価(ルーブリック作成)

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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12

すぐれた教師になるために:コミュニケーション能力とパフォーマンス能力

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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13

歴史の中の女性教師:現代の女性教師に求められるもの

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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14

教科外教育活動を構想する:学校広報の効果的な方法

教材プリントを読み課題(疑問点)を整理してくる

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15

まとめ と総括

配布プリントを整理しておく

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成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 10%
課題
実技 30%
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 授業の復習や試験対策について質問がある場合は、コメントシートや面談で回答します。
教科書 使用しない。配布プリントによる講義を行う。 参考書 柴田義松(編)『教育の方法と技術』(改訂版)学文社 2015年
秋田喜代美 /佐藤学『新しい時代の教職入門 改訂版』有斐閣アルマ 2015年
アクティブ・ラーニング ワークシートを使用してグループディスカッション・プレゼンテーションを行います。また、ICTを使って学校ホームページに掲載する動画を作成します。
ICT活用 iPadを使用し学校ホームページの情報収集を行います。YouTubeなどの動画を使用する場合があります。
メッセージ・備考 授業ではペア・ワークやグループ・ワークがあります。教員ならびに学生同士の関係について、積極的にコミュニケーションをとるよう意識しながら授業に参加してください。
関連科目 その他の教職専門科目