科目名 卒業研究1(演習) 科目ナンバー CL-SM3203-I
担当者
(実務経験名)
講師 村山 実和子
履修期 2年 前期 卒業単位 必修 2単位
免許・資格 情報処理士必修
授業概要 本科目では,自分が興味を持ったテーマをより深く調べること,よりわかりやすく人に伝えることを目標とします。
到達目標 知識・理解 自身の選んだテーマ・分野について適切な知識を持ち,それを説明することができる。
思考・判断 データにもとづいた適切な分析,解釈を行うことができる。
態度・興味・意欲 授業内の課題に意欲的に取り組むことができる。また他の参加者の扱うテーマに関しても,理解を深めるため積極的に向き合うことができる。
技能・表現 論理的な文章を書くことができる。
プレゼンテーションソフトを利用してわかりやすい発表資料を作成することができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

ガイダンス:論文を書くということ

【予習】自分が取り上げたいテーマについて考えてくる。

60

2

テーマ設定について

【予習】ワークシートを使って自身の興味関心を理解する。

60

3

情報収集の方法(1)先行研究をさがす・記録する

【予習】自身のテーマに関する先行研究の有無を調べてくる。

60

4

情報収集の方法(2)引用の作法

【予習】先行研究のリストを作成する。

60

5

論文を読む(1)論文の構成を理解する

【予習】論文が,どのような要素で成り立っているか考えてくる。

60

6

論文を読む(2)内容を整理する

【予習】論文の「根拠」と「解釈」を区別する。

60

7

論文を読む(3)疑問点を挙げる

【予習】論文の疑問点を挙げ,自分でも調査・検討する。

60

8

発表資料の作成/中間発表についての説明

【復習】発表資料の作成を行う。

60

9

発表(1)要点をまとめる

【復習】発表に対する質問,コメントをもとに追加調査を行う。

60

10

発表(2)疑問点を挙げる

【復習】発表に対する質問,コメントをもとに追加調査を行う。

60

11

発表(3)関連する研究をさがす

【復習】発表に対する質問,コメントをもとに追加調査を行う。

60

12

発表(4)自分の研究テーマにひきつける

【復習】発表に対する質問,コメントをもとに追加調査を行う。

60

13

用例の探し方

【復習】各自のテーマに合わせて用例を収集する。

60

14

中間発表の準備

【予習】各自の研究の「問い」を立てる。

120

15

中間発表

【復習】各自の論文の「はじめに」の原案を作成する。

120

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 40%
課題
実技 30%
受講状況・態度 30%
その他()
フィードバックの方法 ・質問に対して直接,または全体で共有する形で回答します。
・eラーニングサイト上に提出した課題(予習課題や発表資料など)に対しては,フィードバックコメントを返します。
教科書 随時プリントを配布する。
参考書 ・石黒圭(2012)『論文・レポートの基本 この一冊できちんと書ける!』日本実業出版社
・佐渡島紗織,坂本麻裕子,大野真澄(2015)『レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド』大修館書店
アクティブ・ラーニング 個々人の研究テーマや進捗についてプレゼンテーションを行い,質疑を行います。
先行研究に対する理解を深めるため,ゼミ内でディスカッションの時間を設けます。
ICT活用 ・パソコンやiPadを用いて,各種データベース・デジタルアーカイブにアクセスします。
・研究の進捗については,各自パワーポイントで報告資料を作成します。
・演習で使用した資料はeラーニングサイト上で公開,共有します。
メッセージ・備考 発表の手順は具体的に説明します。興味を持っている分野やテーマを決める/調べる/発表するために必要なことを一緒に考えてみましょう。
関連科目 卒業研究2,日本語日本文学科目すべて