科目名 総合芸術論(講義) 科目ナンバー MU-MA1304
担当者
(実務経験名)
非常勤講師
堀 朋平
履修期 専攻科 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格
授業概要 西洋音楽のうち、とくに言葉をかかわる作品を学ぶ。そのことで①西洋音楽史の理解を深めるとともに、②歌詞となる言葉への感性を養い、③自分から作品にアプローチする力をはぐくむ。具体的には、オペラ、オラトリオ、歌曲を中心にあつかう。
到達目標 知識・理解 歌詞を伴う音楽(西洋のおもに17~19世紀)を対象として、その背景となる文化について理解する。
思考・判断 時代やジャンルのちがい、言語による音楽のちがいを聴きわけられる。また登場人物の心理のデリケートな変化に共感しながら作品を鑑賞できる。
態度・興味・意欲 これまでに学んだ知識(音楽史・和声・楽典など)を自分の頭から引き出して、それを柔軟に応用して作品に親しむ。
技能・表現 なし
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

このクラスで学ぶ内容について

音楽史のプリントで17~19世紀を復習しておく

30

2

各ジャンルについて

オペラ、オラトリオ、歌曲の違いを整理しておく

30

3

オペラの誕生と言葉の力

モンテヴェルディ《オルフェオ》の筋を復習しておく

30

4

モーツァルト・オペラ①《フィガロの結婚》

オペラに関する配布資料の予習

30

5

モーツァルト・オペラ②《ドン・ジョヴァンニ》

オペラに関する配布資料の予習

30

6

ベートーヴェン《フィデリオ》

ベートーヴェンに関する配布資料の予習

30

7

ロマン派の歌曲①シューベルト

シューベルトに関する配布資料の予習

30

8

ロマン派の歌曲②シューベルトその2

シューベルトに関する配布楽譜の予習

30

9

ロマン派の歌曲③シューマンとヴォルフ

歌舞伎の作品例に関する配布資料の購読予習 

30

10

オラトリオ①ハイドン《天地創造》

ハイドンのキャリアに関する配布資料の予習

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11

オラトリオ②ハイドン《十字架上の七つの言葉》

ハイドンの音楽創作に関する配布資料の予習

30

12

19世紀オペラ①女性の描き方

《ランメルモールのルチア》をプリントで予習

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13

19世紀オペラ②悲劇

ヴェルディ・オペラをプリントで概観

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14

肥大する交響曲①ベートーヴェンの「第九」

第九の成立についてプリントで予習

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15

肥大する交響曲②マーラーの世界

世紀末ウィーンの文化をプリントで予習

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 30%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 授業の最初にコメントペーパーに応える時間を設ける。
教科書 そのつど授業中にプリントを配る。後学のための文献も教える。
参考書 講義中に紹介する。
アクティブ・ラーニング なし
ICT活用 なし
メッセージ・備考 なし
関連科目 なし