科目名 特別活動・総合的な学習時間(講義) 科目ナンバー LA-TT0113-Wt
担当者
(実務経験名)
特任教授 福嶋 真郷
(中学校教諭、小・中学校副校長・教頭、教育委員会主任指導主事)
履修期 2年 前期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修,司書教諭必修  2単位
授業概要 学校教育を特徴づけ、学校文化を形成する特別活動の意義や内容を踏まえ、指導に関する基礎・基本を身につける。また、総合的な学習の時間の設立の意義や背景を知り,特別活動との関連や、学校現場での課題点について考える。
到達目標 知識・理解 特別活動と総合的な学習の時間の意義や内容を踏まえ、指導に活かすことができる。

思考・判断 特別活動と総合的な学習の時間の基本的な考え方を踏まえ、活動の意味を考えることができる。
態度・興味・意欲 特別活動と総合的な学習の時間について興味・関心を持ち、指導への意識を高めることができる。
技能・表現 特別活動と総合的な学習の時間の指導に関する基礎・基本を身につける。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

特別活動の目標、学習指導要領と特別活動

学習指導要領の特別活動を学習プリントで整理する。

30

2

特別活動の目標と内容

出身校の特別活動を振り返り,特色をまとめておく。

30

3

「学級活動」の指導の実際① 学級・ホームルーム活動

出身校の学級活動を振り返り、特色をまとめておく。

30

4

「学級活動」の指導の実際② 指導計画の作成,学級経営案

学級活動指導事例課題を考えてくる。

30

5

「生徒会活動」の目標と内容

出身校の生徒会活動を振り返り、特色をまとめておく。

30

6

「生徒会活動」の指導の実際(指導計画の作成)

具体的な指導演習課題の学習プリントを予習してくる。

30

7

「学校行事」の目標と内容

出身校の学校行事を振り返り、特色をまとめておく。

30

8

「学校行事」の指導の実際(指導計画の作成)

具体的な指導演習課題の学習プリントを予習してくる。

30

9

特別活動の指導計画の作成とPDCAサイクル

指導計画事例の学習プリントを予習しておく。

30

10

特別活動の指導計画の作成とPDCAサイクル

指導計画事例の学習プリントを予習しておく。

30

11

@部活動とその課題

@ 部活動指導に関する学習プリントを予習してくる。

30

12

@「総合的な学習の時間」の特色、「特別活動」との関連

@「総合的な学習の時間」の学習プリントを予習してくる。

30

13

@「総合的な学習の時間」の指導の実際

@「指導の実際」の学習プリントを予習してくる。

30

14

@「総合的な学習の時間」の現状と課題、特別活動との比較

@「現状と課題」の学習プリントを予習してくる。

30

15

@「特別活動」、「総合的な学習の時間」のまとめ

@講義全体のまとめ

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 20%
レポート
課題 40%
実技 20%
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 作成した模擬授業の指導案,学級経営案など,提出された課題・レポートに対してコメントを付けて返却します。
教科書 中学校学習指導要領(平成29年告知)解説 特別活動編 (平成29年7月 文部科学省) 
256円+税 東山書房
参考書 『学級・学校文化を創る特別活動(中学校編)』
文部科学省 1.500円+税 東京書籍
『今,求められる力を高める総合的な学習の時間の展開』文部科学省421円(税込)
アクティブ・ラーニング 学級活動に関する演習(模擬指導)を行う。互いに評価し合い,意見交換する中で,学級活動や特別活動全体への理解を深める。演習を通して教師としての指導力を向上させる。
ICT活用 貸出用iPadを用いて、文部科学省、各自治体教育委員会の法令、通達、その他の情報を精査します。
メッセージ・備考 特別活動は,自らの出身校において体験してきたものです。ここでは,教師側に立った時,どのような視点,配慮が必要なのかを学んでほしい。また,他校にない特色を創るものでもあり,教師,生徒相互により,「私たちの学校」「伝統」という学校文化が形成される過程でもあることをつかんでほしい。
関連科目 その他の教職専門科目