科目名 食品の官能評価・鑑別論(講義) 科目ナンバー HN-FS0204-F
担当者
(実務経験名)
教授 岡本 啓湖
履修期 2年 後期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 フードスペシャリスト必修
授業概要 「食品を選択する行為」を補助するフードスペシャリストに必要とされる知識や技術の中で、本講では基本的な知識となる化学的・物理的な評価法や嗜好に基づく官能的な評価法を学び、食品の品質を見抜く技能が習得できる。


到達目標 知識・理解 (1)化学的・物理的な評価法や官能的な評価法について説明できる。
(2)官能検査の知識を十分にもち、それらを問題解決に応用することができる。
思考・判断 (1)官能検査についての知識やデータを主体的に受け入れ、自ら考え、判断できる。
(2)官能検査を用いて分析し、考察することができる。
態度・興味・意欲 食品の品質に関して深い認識を持つことができる。
技能・表現 フードスペシャリスト資格認定試験に合格する程度の知識を持つ。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

食品の品質とは

教科書の該当部分を読む。事後学習:課題を提出する。

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2

官能評価

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3

化学的評価法① 食品成分と品質

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4

化学的評価法② 化学的品質評価

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5

物理的評価① 食品の状態、レオロジーとテクスチャー

教科書の該当部分を読む。事後学習:課題を提出する。

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6

物理的評価② 物理的性質の評価方法~非破壊検査方法

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7

個別食品の鑑別① 穀類

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8

個別食品の鑑別② イモ類、豆類、種実類、

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9

個別食品の鑑別③ 野菜類、キノコ類、果実類

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10

個別食品の鑑別④ 魚介類

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11

個別食品の鑑別⑤ 魚介類

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12

個別食品の鑑別⑥ 肉類、卵とそ加工品、乳と乳製品

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13

個別食品の鑑別⑦ 油脂、菓子類、

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醸造および嗜好飲料等の鑑別法

教科書の該当部分を読む。事後学習:課題を提出する。

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15

フードスペシャリスト資格認定試験過去問題の取り組み

①~⑭のノートの見直

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成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 10%
課題 70%
実技 10%
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 授業の中で、各自が担当した箇所を発表する。発表を実技評価とし、発表内容をレポート評価とする。発表は口頭で、レポートは添削によりフードバックする。課題評価はフードスペシャリスト資格認定試験を受験し、取得した点数で評価する。
教科書 三訂「食品の官能評価・鑑別演習」 日本フードスペシャリスト協会 建帛社、
2021年版 フードスペシャリスト資格認定試験 過去問題集 日本フードスペシャリスト協会 建帛社
参考書
アクティブ・ラーニング ・プレゼンテーション ・⑮ではフードスペシャリスト資格試験過去問題をグループワークで取り組み、その結果を発表する。
ICT活用 事後学習に利用できるように、本学e-ランニング(FWJConLine)に講義で使用したパワーポイントを掲載する。
メッセージ・備考 食品売り場で食品を購入する際、表示や値段の違いがどこにあるかなど、まず関心を持って下さい。
関連科目 食料経済、フードスペシャリスト論、フードコーディネート論、食品加工学