科目名 実用書道(演習) 科目ナンバー LA-CA2153
担当者
(実務経験名)
講師 桐生 直代
履修期 1年 後期 卒業単位 選択必修 1単位
免許・資格 なし
授業概要 日常生活における書を学ぶ。
ボールペンや筆ペンを用いて、目的や用途に適した書式・表現法を身につける。
字形の整え方、漢字やかなの特徴と基本点画を理解し、整ったペン字が書けるようになる。
実用の書をとおして、社会人としての意識を高める。
到達目標 知識・理解 実用の書の種類や形式について知り、目的や用途に応じて書くことができる。
整った文字を書くための要素について理解する。
思考・判断 目的や用途に適した書式・文字を書くことができる。
態度・興味・意欲 日常生活における実用書の役割を理解し、実生活でも積極的に取り入れることができる。

技能・表現 目的や用途に応じて、整った文字を書くことができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

実用の書について 道具について

【事前】日常生活における書について考えてくる

60

2

ひらがな

【事後】課題をする

60

3

カタカナ

【事後】課題をする

60

4

楷書の基本点画・筆順

【事後】課題をする

60

5

楷書の字形・部首と部分

【事後】課題をする

60

6

行書の特徴

【事後】課題をする

60

7

楷書・行書に調和するひらがなとカタカナ

【事後】課題を書く

60

8

氏名を書く(自分の名前・日本人に多い姓と名前)

【事後】課題を書く

60

9

地名・数字(政令指定都市・地方・地域・漢数字・算用数字)

【事後】課題をする

60

10

はがき・封筒の表書き(宛先・宛名・差出人)

【事前】下書きを書いてくる

60

11

季節の挨拶状(前期:暑中見舞い 後期:年賀状 筆ペン使用)

【事前】下書きを書いてくる

60

12

手紙の用語と文例(頭語・結語・前文・結び・さまざまな挨拶)

【事前】手紙文の例を読んでくる

60

13

履歴書

【事前】下書きをしてくる

60

14

のし袋(外包み・内包み・さまざまな表書き 筆ペン使用)

【事後】課題をしてくる

60

15

まとめ 授業のふりかえり

【事前事後】今まで書いたものを整理する

60

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 40%
課題 30%
実技 20%
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 課題・作品は添削をして返却します。
教科書 『硬筆レッスン帳』和田康子 教育図書 2019年
参考書 「正しくきれいな字を書くための漢字筆順ハンドブック 第三版」江守賢治 三省堂
アクティブ・ラーニング 課題や作品を互いに評価する活動を取り入れます。
ICT活用 iPadを用いて筆順を調べたり、日常生活における書についての調査をしたりします。
メッセージ・備考 ボールペンと筆ペンを使います。購入については、1回目の授業で説明します。
毎回、授業内容に合わせた練習課題を課します。文字を意識して丁寧に書く習慣をつけましょう。
個人指導を行うため、受講者を15名までにします。
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