福岡女子短期大学シラバス管理システム

授業計画	授業内容			事前事後学習内容			時間（分）
科目名	太宰府地域学 -地域の一員として学ぶ-（演習）		科目ナンバー	HN-CA1201
担当者（実務経験名）	特任教授　佐長　健司
履修期	１年　前期			卒業単位	選択必修　2単位
免許・資格
授業概要	太宰府の地域についての理解を深め、この地域に身をおいて学ぶ意義を自覚することを目的とする。そのため、第１にフィールドワーク等の方法によって太宰府の地理、歴史、社会について調べ、それぞれの特色について明らかにする。第２に、それらの特色に応じて、各自が課題を設定して調べ、さらに理解を深める。第３に、太宰府に身をおくからこそ可能な学びについて、地域の一員として考察を行う。
到達目標	知識･理解	太宰府地域の地理、歴史、及び社会について理解する。
	思考･判断	太宰府地域の特色について考え、判断する。
	態度･興味･意欲	太宰府地域に対する興味を深め、学びへの意欲を強くする。
	技能･表現	技能を高めるように、調べたり考えたりしたことを表現する。
	1 オリエンテーション			シラバスを読み、見通しをもつ。			30
	2 地域についての調査方法			地域調査の方法について調べる。			60
	3 フィールドワーク(1)　太宰府政庁跡			太宰府政庁について調べる。			60
	4 フィールドワーク(2)　太宰府展示館			太宰府展示館について調べる。			60
	5 フィールドワーク(3)　どんかん道			菅原道真について調べる。			60
	6 フィールドワーク(4)　太宰府天満宮			太宰府天満宮について調べる。			60
	7 興味関心に応じた調査課題の設定			自身の調査課題について考察。			60
	8 興味関心に応じた調査			自身の課題に応じて調査を行う。			60
	9 調査結果の報告と討論			調査結果の発表準備と振り返り。			60
	10 太宰府地域の地理的特色			地理的特色の発表準備と振り返り。			60
	11 太宰府地域の歴史的特色			歴史的特色の発表準備と振り返り。			60
	12 太宰府地域の社会的特色			社会的特色の発表準備と振り返り。			60
	13 太宰府で学ぶ意義の考察			太宰府で学ぶことの意義についての考察。			60
	14 太宰府で学ぶ意義の発表・討論			発表・討論の準備と振り返り。			60
	15 総括と筆記試験について			学習を振り返り、試験の準備。			60
成績評価方法		知識･理解	思考･判断	態度･興味･意欲	技能･表現	評価割合
	筆記試験	○	○		○	50%
	レポート
	課題	○	○		○	30%
	実技
	受講状況･態度			○		20%
	その他（発表）
フィードバックの方法	講義の冒頭では、前回の内容を振り返るようにする。また、調査や発表の各自の達成度を高めるために個別に助言、示唆を行う。
教科書	高等学校において使用した「日本史」、「地理」（地図帳も含む）、「政治経済」の教科書
参考書	森弘子 (監修)／古都太宰府保存協会 (著)『太宰府紀行』海鳥社、2011年。
アクティブ・ラーニング	課題を設定した発表や討論では、積極的に意見を述べることを期待する。同時に、他者の発表に対して質問を行うことにも積極的であってほしい。
ICT活用	太宰府地域について、インターネットを活用し、広く情報を収集するようにしたい。ただし、情報の信頼性は十分に吟味しなければならない。また、可能な範囲で、発表においてICT（PowerPoint等）を活用するようにしてほしい。
メッセージ･備考	地域の一員として、積極的に調べ、深く考えてほしい。
関連科目	日本の文学と文化、日本語と文化