科目名 書道2(演習) 科目ナンバー CL-JC1152-LWj
担当者
(実務経験名)
准教授 桐生 直代
履修期 1年 後期 卒業単位 選択 1単位
免許・資格 中学校教諭二種(国語)必修・司書教諭必修
授業概要 書道の理論と実技をとおして、文化と伝統を尊重する態度を育む。
中学校国語科書写教育について学び、文字教育ができるようになる。
到達目標 知識・理解 書道の基本的な知識と技法について理解し、書写教育に反映させることができる。
思考・判断 文字の特質と書写教育について考察することができる。
興味・意欲・態度 理論を実技に生かすことができるよう積極的に取り組み、作品に反映させることができる。
技能・表現 実技に必要な技術を身につけ、表現することができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション 文字の特質と中学校書写教育について

【事前】今まで習ってきた書道、書写、習字について振り返る。

30

2

楷書① 楷書の筆使いと基本点画

【事前】配付資料を読んでくる。

60

3

楷書② 楷書の字形とその要素 基礎

【事前】配付資料を読んでくる。

60

4

楷書③ 楷書の字形とその要素 発展

【事後】2~3回目の作品をまとめる。

60

5

行書① 行書の特徴

【事前】配付資料を読んでくる。

30

6

行書② 行書の筆使いと字形 基礎

【事前】配付資料を読んでくる。

60

7

行書③ 行書の筆使いと字形 発展

【事後】5~6回目の作品をまとめる。

60

8

漢字と仮名の調和① ひらがなの基本

【事前】配付プリントを読んでくる。

30

9

漢字と仮名の調和② 文章を書く

【事前】課題をしてくる。

60

10

書を鑑賞する

【事前】配付プリントを読んでくる。

60

11

年賀状の作成

【事前】デザインを考えてくる。

60

12

創作① 書の表現を考える

【事前】書きたい言葉を考えてくる。

30

13

創作② 完成させる

【事前】前回の実技から自分の課題を考えてくる。

60

14

創作③ 鑑賞会

【事前】紹介文を書いてくる。

60

15

まとめ 作品集の作成

【事前・事後】要点を整理する。

90

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 40%
課題 30%
実技 20%
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 作品は添削して返却します。
教科書 宮澤正明『美しい毛筆の書き方』二玄社 2014年
参考書 教職学生:全国大学書写書道教育学会編『国語科書写の理論と実践』萱原書房、2020年。
アクティブ・ラーニング 単元ごとにグループワークやペアワークを取り入れ、課題の発見と解決を見つけ、達成できたか批評し合う活動を取り入れます。
自分の作品を紹介し、互いに鑑賞し合う活動を取りれます。

ICT活用 iPadを使い、古典作品を鑑賞します。
書画カメラを使い、運筆などを指導します。
筆順アプリなどを使い、書写教育に応用できるようにします。
メッセージ・備考 筆などは自己負担になります。道具の購入については、1回目の授業で説明します。
授業では毛筆をしますが、授業内容に関連する硬筆課題を課します。
関連科目 書道1、国語科教育法