科目名 現代文学(講義) 科目ナンバー CL-JL1144-Wj
担当者
(実務経験名)
准教授 桐生 直代
履修期 2年 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 中学校教諭二種(国語)必修・司書教諭必修
授業概要 戦後以降の文学史の概観をつかむ。
日本の現代作家の作品を通して、現代文学の特質を理解する。
到達目標 知識・理解 現代日本文学について、文学史的な視点から作家・作品について知り、理解する。
思考・判断 現代日本文学作品の理解を通して現代文学の特質について考察する。
興味・意欲・態度 現代文学へのアプローチを意欲的に行うことができる。
技能・表現 読み取ったことや考察したことを適切な言葉で言い表したり、論理的な文章で表現することができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション 現代文学の位置づけ

現代文学について知っていることをまとめてくる。

60

2

敗戦によるデカダンス~無頼派の作家たち 太宰治と坂口安吾~

配付資料を読む。

60

3

戦争体験を描いた作家たち

配付資料を読む。

60

4

戦争を描く~梅崎春生『桜島』~

作品を読む。

60

5

滅びの美学~三島由紀夫『金閣寺』~

作品を読む。

60

6

世界の中の日本文学~川端康成『山の音』~

作品を読む。

60

7

日本人とキリスト教~遠藤周作『沈黙』~

作品を読む。

60

8

2人目のノーベル文学賞~大江健三郎『個人的な体験』~

作品を読む。

60

9

越境する文学~村上春樹『パン屋再襲撃』他~

作品を読む。

60

10

平成文学について~多様性の文学~

配付資料を読む。

60

11

周辺からの問いかけ~沖縄の文学~目取真俊『水滴』~

作品を読む。

60

12

サブカルと文学

配付資料を読む。

60

13

現代文学の問題~現代文学の特徴について自分なりに考える~

配付資料を読む。

60

14

発表~⑬の内容について発表する~

課題をする。発表の準備をする。

90

15

まとめ

授業の内容を整理し、疑問点を解決する。

90

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 60%
課題 30%
実技
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 毎回の授業、あるいは単元ごとに課する課題についてはコメントを付けて返却します。
コメントや課題については、情報共有のため、FWJConLineを用いて公開することもあります。
教科書 授業中にプリントを配付します。授業で取り上げる作品は自分で入手してください(詳しくは授業で説明します)。
参考書
アクティブ・ラーニング 提示された課題について、ディスカッションをします。
グループワークでは、自分の意見や分析結果、考察を発表します。
ICT活用 FWJConLineを用いて情報の共有や公開を行います。
メッセージ・備考
関連科目 日本語日本文学科目すべて、国語科教育法