科目名 図書・図書館史(講義) 科目ナンバー CL-LB1116-L
担当者
(実務経験名)
特任教授 永利 和則
(図書館司書、図書館長、社会教育主事)
履修期 2年 後期 卒業単位 選択 1単位
免許・資格 司書選択必修
授業概要 図書を含む記録媒体の発生と歴史、我が国に影響を与えた欧米の近代公共図書館及び日本の公立図書館の歴史を学習し、それらの発展と抱える問題点について理解することを目的とする。
到達目標 知識・理解 図書を含む記録メディアと公共図書館の歴史を通して、図書館の社会的意義や必要性を理解し、図書館に対する認識を深めることができるようになる。
思考・判断 図書館の歴史的諸問題についての良し悪しを判断できるようになる。
興味・意欲・態度 自分が習得した知識を他者のために役立てようとする意欲をもつことができるようになる。
技能・表現 適切な資料を用いて、図書館の歴史等を口頭で説明できるようになる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

記録メディアと図書

テキストUNIT0~3を精読して、疑問点を考えてくる

30

2

マスメディアの歴史と発展①(印刷技術と図書)

テキストUNT4~7を精読して、疑問点を考えてくる

30

3

マスメディアの歴史と発展➁(図書以外の多様なメディア)

テキストUNIT8~10を精読して、疑問点を考えてくる

30

4

世界の図書館の歴史 

テキストUNIT11~15を精読して、疑問点を考えてくる

30

5

日本の図書館の歴史①(前近代から大正デモクラシー)

テキストUNIT16~18を精読して、疑問点を考えてくる

30

6

日本の図書館の歴史②(戦時下から中小レポート)

テキストUNIT19~21を精読して、疑問点を考えてくる

30

7

日本の図書館の歴史③(市民の図書館から現代)

テキストUNIT22~23を精読して、疑問点を考えてくる

30

8

日本の図書館の歴史④(子どもと読書、科学技術の発達)

テキストUNIT24~25を精読して、疑問点を考えてくる

30

9

10

11

12

13

14

15

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 80%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 提出した課題は、口頭によりフィードバックを行います。
教科書 「図書・図書館史」(JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ 11) 小黒浩司著 日本図書館協会 1,430円(税込)
参考書 「児童図書館サービス1」 日本図書館協会児童青少年委員会・児童図書館サービス編集委員会編(JLA図書館実践シリーズ18) 日本図書館協会 2,090円(税込)
アクティブ・ラーニング なし
ICT活用 本学のe-ラーニングサイト(FWJConLine)を用いて、講義資料を掲示し、課題等の提示・提出も行います。
メッセージ・備考 教科書をよく読んで、予習と復習をするようにしてください。
レポートは必ず提出してください。
市立図書館の館長及び司書としての実務経験から、図書館現場の実践を踏まえた授業を行います。
関連科目 図書館概論、図書館サービス概論、図書館制度・経営論、児童サービス論