科目名 教職実践演習(中学校)(演習) 科目ナンバー LA-TT0226-Wt
担当者
(実務経験名)
特任教授 佐長 健司
特任教授 福嶋 真郷(中学校教諭,小・中学校副校長・教頭,教育委員会主任指導主事)
履修期 2年 後期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修、司書教諭必修 2単位
授業概要 教育実習の成果と課題を踏まえ、学校で働く先輩の姿や現役の先生の姿に学び、教職を目指す意識と技量を高める。
到達目標 知識・理解 実習で得た教職に関する知識や理解をさらに深めることができる。
思考・判断 実習経験を踏まえ、教員としての思考・判断力の基礎を身につける。
興味・意欲・態度 実習経験を共有し、教職を目指す意欲を高めることができる。
技能・表現 先輩等の講話内容を踏まえ、協力して模擬授業等の改善を図ることができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

教育実習を振り返り、本授業の目的を確認,授業運営の役割分担

実習日誌を見て、教育実習の成果と課題をまとめておく

30

2

学び続ける教師について

質問事項をまとめておく

30

3

考える力をつける思考ツールについて

質問事項をまとめておく

30

4

中学校教師の教育実践に学ぶ(教務主任の活動の実際と模擬授業)

質問事項をまとめておく

30

5

ようこそ先輩1(国語科教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

30

6

ようこそ先輩2(音楽科教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

30

7

ようこそ先輩3(栄養教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

30

8

学級経営の実際(具体的な学級での課題を討議する)

実習校での学級指導の課題点を整理する

30

9

保護者,地域との連携の実際(ロールプレーイングを用いて)

実習校の連携の実際を実習時,自分が通学時の2点で整理する

30

10

人権教育の実際(ロールプレーイングを用いて)

自分が学んだ人権教育の実際について考えをまとめておく

30

11

模擬授業1(「国語」・文化教養学科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

30

12

模擬授業2(「音楽」・音楽科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

30

13

模擬授業3(「食育指導」・健康栄養学科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

30

14

教育実習,模擬授業を通して学んだことをまとめ,発表する

教育実習の成果と課題を再確認する

30

15

まとめ(教職課程履修全体を一人一人が振り返る)

教職を目指す意味を再確認しておく

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 20%
課題 30%
実技 30%
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 提出した課題・レポート等はコメントを付けてフィードバックします。
教科書 「音楽」教科書,「国語」教科書(いずれも自分の教育実習実施校で使用している教科書が望ましい。健康栄養学科を除く。)
参考書 文部科学省学習指導要領。その他必要に応じて紹介する本。
アクティブ・ラーニング 現場の先生の模擬授業,先輩の模擬授業,自分たちの模擬授業で,それぞれの実際的な授業を体験する。また,学生代表3人は実際に模擬授業を行う。学習を深めたり,振り返る過程でグループワークを行い,意見のまとめ方,発表の仕方についても学ぶ。
ICT活用 パソコン室または貸出用iPadを用いて、学校だよりなど学校現場の資料,文部科学省、各自治体教育委員会、各学校からの情報を精査し、理解を深めます。
メッセージ・備考 教育実習で学びが終わってはいけない。教育実習で学んだ成果と課題をみんなで省察します。各回の司会等の運営も学びとします。現場の先生の姿に学び、自分自身がどのような教師を目指すのか,つくり上げていってほしい。また,教員免許取得までにさらに習得すべき知識,技能等も深めていきます。
関連科目 他の教職専門科目