科目名 教職概論(講義) 科目ナンバー LA-TT0102-Wt
担当者
(実務経験名)
教授 佐長 健司
履修期 1年 後期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修、栄養教諭二種必修、司書教諭必修 2単位
授業概要 教職志望の意欲と自覚を高めるように、教師、子ども、学校教育の制度、教育課程と学習評価、地域・保護者との連携等についての基礎的な理解を図るとともに、教師と学校の理想像を描くようにする。
到達目標 知識・理解 教師及び学校に関する基礎的な事項について理解する。
思考・判断 教師及び学校の望ましいあり方について考え、判断し、理想像を描く。
興味・意欲・態度 教職志望の意欲と自覚を高めようとする。
技能・表現 討論への参加、及びレポート作成等によって、表現力を高める。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション

シラバスを読み、見通しをもつ。

30

2

教師の学び

「学び続ける教師」について考察。

60

3

教師と子ども

子どもとの共成長について考察。

60

4

教師の養成と採用

教師の養成と採用について調べる。

60

5

過去と海外の学校教育

過去・海外学校についての情報収集(ICT)。

60

6

学校教育の法と制度

学校関係法についての情報収集(ICT)。

60

7

学校運営と学級経営

「チーム学校」についての情報収集(ICT)。

60

8

中間レポートの作成

仮主題の決定と構成メモの作成など。

120

9

カリキュラムの概念史

カリキュラム概念について調べる。

30

10

学習指導要領と教育課程

学習指導要領と教育課程について調べる。

90

11

授業と学力・学習評価

「生きる力」について調べる。

60

12

保護者・地域との連携

学校と保護者・地域との連携の事例について調べる。

60

13

討論:理想的な教師とは?

理想的な教師についての発表レジュメ作成。

60

14

討論:理想的な学校とは?

理想的な学校についての発表レジュメ作成。

60

15

総括と質疑応答

講義を振り返り、自己の課題を明確にして質問を準備する。

60

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 30%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 講義の冒頭では、課題を明示するとともに、前回の内容を振り返るようにする。また、中間レポートの作成においては、各自の到達度を高めるために個別に助言を行う。
教科書 ・文部科学省、2018、『中学校学習指導要領(平成29年告示)』東山書房。
・文部科学省、2018、『小学校学習指導要領(平成29年告示)』東洋館出版。
参考書 ・佐長健司他(編)、2009、『教師をはぐくむ―地方大学の挑戦―』昭和堂。
・柴田義松、2000、『教育課程―カリキュラム入門―』有斐閣。
・田中耕治、2008、『教育評価』岩波書店。
アクティブ・ラーニング 各回の授業においては、教師としての視点も意識しながら予習し、授業中には積極的に質問をしてほしい。また、課題を設定した討論では、あらかじめ考えをまとめ、発表レジュメを作成するなどの準備をし、積極的に意見を述べることを期待する。
ICT活用 授業計画に示したように、予習においては、インターネット等を活用し、広く情報を収集してほしい。ただし、情報の信頼性や正確性は十分に吟味しなければならない。
メッセージ・備考 理想的な教師と学校について、明確な主張ができるようになってほしい。
関連科目 教育原論 生涯学習概論 各教科教育法 特別活動 教育実習 教職実践演習