科目名 教育制度論 科目ナンバー CC-EC2101-C
担当者
(実務経験名)
教授 尾花 雄路
(保育園長)
履修期 1年 前期 卒業単位 必修 2単位
免許・資格 保育士必修、幼稚園教諭必修
授業概要 ・社会的、制度的、経営的な事項を踏まえ、保育についての基本的な知識を身に付けるとともに、それらから発生する課題等を理解し、問題解決の方法を考察することを身に付ける。
・保育に関する基本原理として、幼児理解、教育思想とその歴史、保育制度、保育の目標および方法などについて概観したうえで、集団保育における保育者としての役割を理解している。
到達目標 知識・理解 ・保育の目的、方法などについて基本を理解している。
・幼児教育を行う施設としての、幼稚園、保育所、幼保連携型認定こども園の制度を理解している。
思考・判断 ・子どもを取り巻く環境を的確に理解し、適切に対処することができるような判断力を身に付ける。
・地域との連携の方法を考察することができる。
興味・意欲・態度 ・保育者としての自覚・責任を持って行動することができる。
技能・表現 ・子どもにとって安全・快適な環境を整え、子どもが遊ぶための環境を構成する技能を習得する。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

保育の意味について ①保育の考え方

教科書第2章を読み、保育の考え方の概要を理解しておく。

30

2

保育の意味について ②保育の必要性

教科書第2章を読み、保育の必要性の概要を理解しておく。

30

3

保育の意味について ③保育の専門性

教科書第2章を読み、保育の専門性の概要を理解しておく。

30

4

保育の場について ①幼稚園

教科書第3章を読み、幼稚園についてイメージしておく。

30

5

保育の場について ②保育所

教科書第3章を読み、保育所についてイメージしておく。

30

6

保育の場について ③幼保連携型認定こども園、その他

教科書第3章を読み、認定こども園についてイメージしておく。

30

7

保育の思想と歴史

教科書第1章を読み、保育の歴史的な流れをイメージしておく。

50

8

保育の考え方、進め方

教科書第5章を読み、保育課程の意義と意味を理解しておく。

40

9

保育の「目標」「ねらい」「内容」について ①ねらい

保育指針・教育要領を読み、「ねらい」を理解しておく。

20

10

保育の「目標」「ねらい」「内容」について ②内容

保育指針・教育要領を読み、「内容」を理解しておく。

30

11

保育カリキュラムについて

教科書第5章を読み、保育カリキュラムを理解しておく。

40

12

健康と安全への配慮

保育指針第3章の「健康及び安全」を読み理解しておく。

40

13

多様化する保育ニーズについて

教科書第3章を読み、特別保育事業等を理解しておく。

30

14

乳幼児の成長・発達と保育の地域との連携

保育指針第3章の4、及び教科書第4章を読んでおく。

40

15

幼児教育の課題と展望

教科書第2章の3を読み、幼児教育の課題を考察しておく。

40

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 30%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 1年後期が始まって、希望者は個別に面接し筆記試験結果を開示する。
教科書 田中敏明編著「コンパス 保育原理ー未来を生きる子どもたちのための保育」建帛社 1900円+税
平成29年告示 幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 <原本>チャイルド本社 500円+税
参考書 配布されたプリント
アクティブ・ラーニング 第12回目「子どもの安全について」、第13回目「保育ニーズ」について4~5名のグループで討議し、まとめ・発表をおこなう。
ICT活用 特に使用しない。
メッセージ・備考 保育者となるための第一歩を、入学してすぐからのこの「教育制度論」で学びましょう。
関連科目 教育原理、保育内容総論、カリキュラム論など