科目名 子どもの音楽(講義) 科目ナンバー CC-EP1257-CP
担当者
(実務経験名)
特任教授 田中 美江
(演奏家)
履修期 2年 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 保育士選択必修・こども音楽療育士選択
授業概要 子どもたちにとって、様々な音楽活動に触れることは、とても重要なことであり、何よりも子どもたちは音楽が好きです。子どもたちが楽しさを感じながら活動をするためには、子どもたちの表現を保育者が受け止め支えていく力が必要です。体験や事例検討・実践活動を中心に、音楽の持つ力や役割を考えます。
到達目標 知識・理解 様々な音楽活動に興味を持ち、子どもたちの音楽活動の意義を理解できる。
思考・判断 日々音に興味を持ち、音のインプット・アウトプットに意識を持ちながら学ぶことができる。
興味・意欲・態度 グループ活動の検討内容の意図を理解し、自身の役割を考え実行できる。自身の考えを言葉にし、実践発表ができる。
技能・表現 子どもたちの姿を想定しながら、保育現場での音楽活動について検討・実践ができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション・こどもたちを支える保育者の感受性

講義内容の趣旨を把握しておく。

30

2

童謡から見る音楽教育の歴史・子どもたちの音楽的発達について

子どものころ好きだった歌を振り返っておく。

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3

音楽あそびを体験しよう①

拍子、音符、休符の名前、長さを復習しておく。

30

4

音楽あそびを体験しよう②

拍子、音符、休符の名前、長さを復習しておく。

30

5

音楽あそびを考えよう・調べよう 情報共有・体験

実習で見聞きした音楽あそびを思い返しておく。

30

6

子どもたちの表現 事例検討①

実習での子どもたちの表現する姿を思い返しておく。

30

7

子どもたちの表現 事例検討②

前回の講義の復習をしておく。

30

8

初めて見る楽譜のコードづけ(伴奏のつけかた)

音楽3での楽典を復習しておく。

30

9

一斉活動について考えよう

実習時の音楽の一斉活動について、現場の様子を思い返しておく。

30

10

現場で扱われる楽器について

現場で使われる楽器の名前、使い方を思い起こしておく。

30

11

合奏に取り組もう①

メロディ楽器の使い方の復習、練習をしておく。

30

12

合奏に取り組もう②

メロディ楽器の使い方の復習、練習をしておく。

30

13

様々な音楽文化を知ろう①

身近な音楽の情報源を探っておく。

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14

様々な音楽文化を知ろう②

前回の講義の内容を復習しておく。

30

15

編曲について知ろう・まとめ

編曲とは何か、調べておく。

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成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 30%
課題 50%
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 音の記録として、毎時間記述するものがあります。毎時間確認し、返却します。
教科書 『改訂 幼児のための音楽教育(教育芸術社)』(音楽の授業で使用中のテキストを持参してください。)
参考書 適宜紹介していきます。
アクティブ・ラーニング グループワークを通して、自身の持てる力を伸ばしていきます。一人では気づくことができない部分も、仲間とのワークによって気づきを得て、実践力につなげていきましょう。
ICT活用 情報端末や、視覚教材を利用し、保育者の表現にかかわる実践例を提示していきます。また、インターネット等で日ごろから情報収集を行い、子どもたちと音楽に関わることをリサーチしておきましょう。
メッセージ・備考 実習での経験を活かしながら、子どもたちの前での自身の姿を想定して検討、実践を行いましょう。音楽について知り、興味を持つことから始めましょう。
関連科目 音楽1~4・幼児と表現