科目名 保育内容(健康)(演習) 科目ナンバー CC-CM2152-Ck
担当者
(実務経験名)
教授 尾花 雄路
(保育園長)
履修期 2年 前期 卒業単位 必修 1単位
免許・資格 保育士必修・幼稚園教諭必修
授業概要 ・幼児教育のおける領域「健康」は、「健康な心と体を育て自らが健康で安全な生活をつくり出す力を養う。」ことを目指すものである。そこで、幼児教育で育みたい資質能力について理解し、3項目のねらい及びその達成のための10項目の内容について理解を深め、幼児の深い学びが実現する過程を踏まえて、具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身に付ける。
到達目標 知識・理解 ・保育における領域全体を踏まえて、領域「健康」のねらい及び内容を理解している。
・領域「健康」のねらい及び内容を踏まえて、内容の取扱いと指導上の留意点を理解している。
思考・判断 ・子どもを取り巻く環境を明確に理解し、適切に対処することができるような判断力を身に付けている。
・健康についての現代的課題を理解し、必要に応じてその問題解決の方法を幼児教育に取り入れている。
興味・意欲・態度 ・子どもの健康に興味・関心を抱くことができている。
・保育者としての自覚や責任をもって行動している。
・学外実習や模擬授業などを通して、保育を改善する力を身に付けている。
技能・表現 ・子どもの健康な心と体を育て、自らが健康で安全な生活をつくりだす力が養えるような保育実践ができている。
・子どもにとって、安全、快適な環境を整え、子どもが遊ぶための環境を構成する情報機器及び教材の活用法を理解し保育構想に活用することができている。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

健康についての導入

シラバスを読み、本科目の目的を理解しておく。

20

2

子どもの心と体の健康

教科書p.4-p.13を読み、理解しておく。

30

3

子どもの身体の発達

教科書p.14-p.20を読み理解しておく。

30

4

運動機能と動きの獲得

教科書p.21-p.30を読み理解しておく。

30

5

安全の指導

教科書p.31-p.38を読み理解しておく。

30

6

保育における領域の考え方

保育指針「総則」を読み理解しておく。

30

7

領域「健康」のねらい①、②、③

教科書p.39-46を読み理解しておく。

30

8

領域「健康」の内容①及び内容②

課題:保育実践レポートの作成

30

9

領域「健康」の内容③及び内容④

課題:保育実践レポートの作成

30

10

領域「健康」の内容⑤及び内容⑥

課題:保育実践レポートの作成

30

11

領域「健康」の内容⑦及び内容⑧

課題:保育実践レポートの作成

30

12

領域「健康」の内容 ⑨とまとめ

課題:保育実践レポートの作成・復習しておく。

40

13

安全への配慮・指導上の留意点

教科書p.104-p.111を読み、理解しておく。

30

14

保育者の役割(イメージし演じてみる)

教科書p.112-p.115を読み、理解しておく。

60

15

屋外保育環境構成の配慮とまとめ 

教科書p.112-p.114を読み理解しておく。

40

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 30%
課題
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 ・レポートについては、添削してフィードバックします。
・再試験受験者には、筆記試験結果からフィードバックします。
・希望者には、筆記試験結果を後期に面接し提示します。
教科書 河邉貴子編著「演習 保育内容 健康」1,400円+税、建帛社 
参考書 「幼稚園教育要領」フレーベル館
「保育所保育指針」フレーベル館
アクティブ・ラーニング 特になし
ICT活用 特になし
メッセージ・備考 子どもたちが、保育の領域「健康」を学ぶことは人間性の基礎を培うための基本です。しっかりと学んで、素晴らしい保育者になってください。
関連科目 保育内容総論、保育内容(人間関係)、保育内容(環境)、保育内容(言葉)、保育内容(表現)