科目名 | 音楽3(演習) | 科目ナンバー | CC-EP1255-CP | |||||
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担当者 (実務経験名) |
特任教授 田中 美江 (演奏家) 准教授 桑原 哲章 (演奏家) 非常勤講師 久米 詔子 (演奏家) |
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履修期 | 2年 前期 | 卒業単位 | 必修 1単位 | |||||
免許・資格 | 保育士選択・こども音楽療育士必修 | |||||||
授業概要 | 子どもたちにとって音楽は、豊かな心身の成長には欠かせないものです。そのため、保育者は音楽を通した保育の実践の中で、表現を感受し引き出す力、子どもたちと共に音楽を楽しむ力を持っていることが求められています。本科目では、1年次に身に付けた基礎力を元に、弾き歌いや歌唱の力を更に伸ばしていきます。前期終了後に始まる実習に向けて、曲のレパートリーを増やしていきます。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | 音楽の演奏に必要である基礎的な楽典を理解し、楽譜からの情報を読み取ることができる。 楽典の課題に、丁寧に取り組み内容を理解できる。 |
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思考・判断 | 子どもの歌の調性判断ができ、スケールの調性と子どもの歌の調性との関係性を理解できる。 1年次の楽典の学びを活かし、弾き歌い演奏に結び付けることができる。 自身の課題を把握し、練習を進めることができる。 |
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興味・意欲・態度 | レッスンの課題に向き合い、見通しをもって日々練習を重ねることができる。 毎時間のレッスンにおける教員からのアドバイスや自分の気づきを、的確に振り返り、次につなげることができる。 |
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技能・表現 | 主要和音での【コード奏法】による弾き歌いができる。 自身の現状を把握した上で練習を継続し、音楽的技能(ピアノや歌唱)の力を高めていくことができる。 |
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授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間(分) | |||||
1 オリエンテーション・春休みの課題曲演奏 |
課題曲を練習しておく。 |
30 |
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2 音階について①(ハ・へ・ト・二長調) |
音階について復習しておく。 |
30 |
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3 音階について②(ハ・へ・ト・二長調) |
音階について復習しておく。 |
15 |
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4 弾き歌いレッスン①「朝のうた」/ドリル① |
「スケール」「朝のうた」を練習してくる。 |
30 |
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5 弾き歌いレッスン②「おかえりのうた」/ドリル② |
「スケール」「おかえりのうた」を練習してくる。 |
30 |
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6 弾き歌いレッスン③「おべんとうのうた」/ドリル③ |
「スケール」「おべんとうのうた」を練習してくる。 |
30 |
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7 弾き歌いレッスン④「おかたづけ」/ドリル④ |
「スケール」「おかたづけ」を練習してくる。 |
30 |
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8 弾き歌いレッスン⑤「とけいのうた」/ドリル⑤ |
「スケール」「とけいのうた」を練習してくる。 |
30 |
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9 弾き歌いレッスン⑥「発表会演奏曲」/ドリル⑥ |
「スケール」「発表会の曲目」を練習してくる。 |
30 |
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10 発表会(弾き歌い) |
「スケール」「発表会の曲目」を練習してくる。 |
30 |
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11 弾き歌いレッスン⑦「とんぼのめがね」/ドリル⑦ |
「スケール」「とんぼのめがね」を練習してくる。 |
30 |
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12 弾き歌いレッスン⑧「しゃぼん玉」/ドリル⑧ |
「スケール」「しゃぼん玉」を練習してくる。 |
30 |
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13 弾き歌いレッスン⑨「幸せなら手をたたこう」/ドリル⑨ |
「スケール」「幸せなら手をたたこう」を練習してくる。 |
30 |
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14 弾き歌いレッスン⑩前期試験曲/ドリル⑩ |
「スケール」「前期試験曲」を練習してくる。 |
30 |
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15 弾き歌いレッスン⑪前期試験曲/ドリル⑪ |
「スケール」「試験課題曲」を練習してくる。 |
30 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ||||||||
レポート | ||||||||
課題 | ○ | ○ | ○ | 20% | ||||
実技 | ○ | ○ | ○ | ○ | 70% | |||
受講状況・態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 10% | |||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 楽典に関する課題を実施し、採点、解説を行います。また、レッスンの中で、その時々の課題等を伝えていきます。 | |||||||
教科書 | 『改訂 幼児のための音楽教育』(教育芸術社)・適宜資料配布 | |||||||
参考書 | 『これだけは知ってほしい楽典 はじめの一歩』(カワイ出版) | |||||||
アクティブ・ラーニング | 個人レッスンを積み重ね、皆の前で自身の学びを発表したり共有したりします。そして、日々考えながら練習を重ね、発表する機会をもちながら音楽の力を身につけるアクティブラーニングです。 | |||||||
ICT活用 | アーティストや、現場の保育者による映像を視聴することで得られる学びもあります。積極的にICTを活用しましょう。ただし授業時間内では、演奏技能の練習に集中するため、授業時間外の自主学習において利用することとします。 | |||||||
メッセージ・備考 | 実習や、就職活動が迫る大切な期間です。あなたの奏でる音を子どもちはどのように感じるでしょうか。「弾けた」「歌えた」というその先に、その音を聴き感じる子どもたちがいることを忘れず、計画的に歌やピアノなどの練習を継続しましょう。 | |||||||
関連科目 | 音楽1・2・4、子どもの音楽、幼児と表現 |