科目名 | 食品衛生学実験(実験) | 科目ナンバー | HN-FA2206-N | |||||
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担当者 (実務経験名) |
准教授 脇本 麗 | |||||||
履修期 | 2年 前期 | 卒業単位 | 選択 1単位 | |||||
免許・資格 | 栄養士必修 | |||||||
授業概要 | 実験に関する一般的な注意事項(実験の心得、器具の取り扱い)についての講義の後、中和滴定の実験を通じて基本的な試薬調整の方法について学びながら化学実験に親しむ。色素や食品添加物に関する試験、油脂の変敗、および食品衛生微生物等に関する実験を通して科学的に物事を捉える習慣を身に付ける。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | (1)測定法の基本的な原理を説明できる。 (2)用語について正しく理解し、説明することができる。 |
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思考・判断 | 実験結果を正しく評価し、結論を導くことができる。 | |||||||
興味・意欲・態度 | 実験することによって得られる結果(データすなわちエビデンス;証拠)からどんなことが言えるか、考えられるか、という科学的見方の面白さに意欲をもって積極的に取り組むこと。 | |||||||
技能・表現 | (1)周囲の人々と積極的に関わり、協力して活動することができる。 (2)試薬・実験器具を適切に利用できる。 (3)実験結果をレポートにまとめることが出来る。 |
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授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間(分) | |||||
1 オリエンテーション(実験の心得、器具の取り扱いなど) |
教科書を読む。 |
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2 食酢とリンゴジュースの酸度測定(中和滴定) |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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3 色素の抽出と分離 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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4 天然色素の安定性に関する実験:発色剤 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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5 手指、布巾、まな板の衛生試験 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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6 練り製品の鮮度保持(保存料の影響)-1 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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7 練り製品の鮮度保持(保存料の影響)-2 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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8 油脂の変質試験法(酸価、過酸化物価、その他) |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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9 食品の生菌数・大腸菌群数の測定1 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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10 食品の生菌数・大腸菌群数の測定2 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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11 細菌のグラム染色と顕微鏡観察 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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12 細菌の簡易検査/総括・清掃 |
前講の復習・実験ノートのまとめ |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ||||||||
レポート | ○ | ○ | ○ | 50% | ||||
課題 | ○ | ○ | 30% | |||||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | ○ | 20% | |||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 提出したレポートや課題は評価採点・添削したのち返却します。 | |||||||
教科書 | 1年生の「食品衛生学」授業で使った教科書「食品衛生学」(東京化学同人)を毎回持参すること |
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参考書 | イラスト食品の安全性<第3版> 小塚 諭 編 東京教学社 ¥2500(税別) ビーカーくんとそのなかまたち:この形にはワケがある!ゆかいな実験器具図鑑 誠文堂新光社 |
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アクティブ・ラーニング | グループワーク(3~4人で、班を組んで実験) | |||||||
ICT活用 | 実験の原理や手技についてはパワーポイントも併用して説明する。 | |||||||
メッセージ・備考 | 実験室では必ず白衣を持参し、マスクと共に着用すること。実験室での飲食は禁止します。スマホは教員が指示したとき以外の使用(私的な利用)は禁止です。実験中は試薬・器具等でケガや火傷をするすることもあるので、事故を起こさないように十分に注意して実験すること。 | |||||||
関連科目 | 食品衛生学 |