科目名 | 心の理解と人間関係(講義) | 科目ナンバー | LA-EW2101 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
担当者 (実務経験名) |
講師 藤森 優美香 (臨床心理士・公認心理師) |
|||||||
履修期 | 1年 前・後期 | 卒業単位 | 選択必修 2単位 | |||||
免許・資格 | ||||||||
授業概要 | 心理学は人間の心を科学的に探究する学問である。また人間は社会の中で生きており、様々な人と関わりを持ちながら社会生活を送っている。本講義では心理学の基本的知識の習得を目的とする。さらに体験学習等を通した主体的学習によって自己理解や他者理解が促進されることを目的とする。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | 心理学の基礎的知識を習得し、説明できる。 |
||||||
思考・判断 | 自分自身の体験や感情を心理学的に理解し、判断できる。 | |||||||
興味・意欲・態度 | 自己理解(自分自身について考え,言語化する)、他者理解(自分と違う他者について考える)を深める。 | |||||||
技能・表現 | 自分の意見を他者に伝えることができる。他者の考えに関心を向け、共感的に理解できる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間(分) | |||||
1 オリエンテーション |
シラバスを読む |
10 |
||||||
2 感覚・知覚の心理学―見る、聴くのメカニズム |
「錯覚」「だまし絵」について調べる。 |
30 |
||||||
3 学習の心理学―やる気、記憶とは |
自分の「やる気が起きるとき・起きないとき」を考えてくる。 |
20 |
||||||
4 社会の心理学ー集団の中での人間関係とは |
集団の中で物事を決めるときの気持ちについて考えてくる |
40 |
||||||
5 発達の心理学ー青年期の心理 |
中学生時代の自分と現在の自分の違いを考えてくる。 |
40 |
||||||
6 性格の心理学 |
自分で思う自分の性格について考えてくる |
30 |
||||||
7 身体の心理学ー身体・スポーツの心理 |
身体を動かすときの気持ちについて考えてくる |
20 |
||||||
8 自分と他者の価値観の違いについて体験的に学ぶ |
自分の「好きなもの・嫌いなもの」について考えてくる。 |
20 |
||||||
9 話す・聴くことについて体験的に学ぶ |
自分の話し方や聞き方について考えてくる |
30 |
||||||
10 話し合うことについて体験的に学ぶ |
自分の話し合いの経験について考えてくる |
30 |
||||||
11 葛藤について体験的に学ぶ |
自分の人間関係の持ち方について考えてくる |
30 |
||||||
12 自分の世界を知る:コラージュ作成 |
自分を作ってきたものについて考えてくる |
20 |
||||||
13 心の世界を体験的に学ぶ |
好きな絵本を1冊読んで持ってくる |
60 |
||||||
14 心の健康について学ぶ |
心が健康な状態について考えてくる |
20 |
||||||
15 まとめ |
これまでの講義内容を振り返る。 |
20 |
||||||
成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ||||||||
レポート | ○ | ○ | ○ | 50% | ||||
課題 | ○ | ○ | ○ | 30% | ||||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | 20% | ||||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | 講義の最後に提出する小レポート(課題=ミニッツペーパー)の質問や感想については、次回講義の初めに口頭でフィードバックを行う。 | |||||||
教科書 | レジメを配布する。 | |||||||
参考書 | 無し |
|||||||
アクティブ・ラーニング | 体験的な学びではグループワークを行います。 |
|||||||
ICT活用 | ||||||||
メッセージ・備考 | 「心」について学ぶことで自分自身の成長や人との関係を深く考えるきっかけになればと思います。各講義の最後に小レポート(質問・学んだこと等)を記入します。積極的に記入してください。また臨床心理士としての経験から,人間の心のあり様について一緒に考えていきましょう。 | |||||||
関連科目 |