科目名 女性と家庭・社会生活(講義) 科目ナンバー LA-EW2104
担当者
(実務経験名)
非常勤講師 木下 直子
履修期 1年 後期 卒業単位 選択必修 2単位
免許・資格
授業概要 女性が家庭・社会生活を送るうえで知っておくべき問題や知識について学ぶ。「ジェンダー」を切り口に現代社会の問題をとらえ、みずからに引き寄せて考えることに重きを置く。多様な生き方が尊重される社会を築いていくための視点や思考する力を修得する。
到達目標 知識・理解 女性がおかれた状況やジェンダーをめぐる問題の社会的背景・構造が理解できるようになる。
思考・判断 家庭生活を向上させ社会で活躍するための視野を養い、困難な事態が生じた際に利用できる制度や社会資源について把握できる。
興味・意欲・態度 積極的に関連トピックについて調べ、授業内容への理解を深め、将来に備えることができるようになる。
技能・表現 レポート課題の内容を理解し、主体的に取り組むことができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間(分)

1

オリエンテーション

性差別にはどのようなものがあるか考える

30

2

ジェンダー論入門

「男らしさ」「女らしさ」にまつわる問題について考える

30

3

近代家族、家族の多様性

様々な家族形態について調べる

30

4

結婚

結婚と各種制度について調べる

30

5

離婚

離婚と各種手続きについて調べる

30

6

シングル・非婚・反婚

結婚しない生き方について考える

30

7

セクシュアリティ 

異性愛以外の性愛のあり方について考える

30

8

DV、性暴力 

関連政策について調べる

30

9

貧困問題

女性と貧困の関係性について調べる

30

10

労働とハラスメント

ハラスメントの種類と内容について調べる

30

11

女性と社会運動

女性による社会運動で、どのような運動がある(あった)か調べる

30

12

女性とマイノリティ

日本社会のマイノリティ集団について調べる

30

13

レポート発表(1/2):発表内容の評価・議論

レポート作成・発表準備(計画的に準備すること)

30

14

レポート発表(2/2):前回の続き

レポート発表準備、復習

30

15

まとめ

疑問点やさらに知りたいことなどをまとめておく

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 50%
課題 20%
実技
受講状況・態度 30%
その他()
フィードバックの方法 準備学習状況の確認をした際やレポート発表時は、口頭でフィードバックを行います。
教科書 なし。随時プリントを配布します。
参考書 適宜紹介します。
アクティブ・ラーニング 授業の初めに、準備学習の状況を口頭で確認することがあります。また、授業中に理解度を確認するためのペーパーを配布し、記入する時間を設ける場合があります。適宜グループディスカッションを行うことで、主体的な思考を促し、講義内容への理解が一層深まるよう進めていきます。
ICT活用 なし
メッセージ・備考 本授業はみなさんの将来に備える内容でありつつ、現在の生活を見つめるものでもあります。女性は(男性は)こうあるべきという定型的な考えを見直し、自身の能力を伸ばすきっかけとしてください。女性が被りやすい被害についても解説し、人権の観点から考察します。必要に応じ授業の進行を調整します。
関連科目 日本女性論