科目名 | 教育原理(講義) | 科目ナンバー | CC-EC1103-Ck | |||||
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担当者 (実務経験名) |
教授 尾花 雄路 (保育園長) |
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履修期 | 1年 後期 | 卒業単位 | 選択 2単位 | |||||
免許・資格 | 保育士必修・幼稚園教諭必修 | |||||||
授業概要 | ・教育の社会的、制度的な理解を深め、現状と課題を考察し、教育実践のなかで対応する試みることを身に付ける。 ・教育理念、教育の目的などから教育思想史、教育法規を学習し保育士・幼稚園教諭としての在り方、心構えについて学習する。 ・人間が社会で生きていくうえで、教育の必要性を理解し人間の基礎を培うことの大切さを理解する。 |
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到達目標 | 知識・理解 | ・学校教育の理念・目的・意義に関する知識を習得し、教育の法規等に関し理解している。 ・教育の現状と課題を理解しており、課題解決に取り組む姿勢が芽生えている。 |
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思考・判断 | ・保育士・幼稚園教諭としての教育的判断を養い、教育の根底を流れる教育思想などを理解している。 | |||||||
興味・意欲・態度 | ・教育法規や教育思想など、保育士・幼稚園教諭として必要なことを習得した。 | |||||||
技能・表現 | ・子ども観や教育思想など自ら調査・研究し、成果物を全体の前で発表し表現することができる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (分/日) |
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1 教育の理念、目的、意義について |
保育の目標を理解する。 |
30 |
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2 教育とは何か:教育の法規と制度 |
赤い本の資料を読んで、法律の概要をイメージする。 |
40 |
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3 教育形態の調査 |
教育形態から調査する一つの教育形態を選定しておく。 |
30 |
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4 教育形態のまとめ・発表準備 |
調査した教育形態を、ある程度まとめておく。 |
40 |
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5 教育形態の発表 |
プレゼンテーションの練習をしておく。 |
40 |
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6 諸外国の教育思想史の調査 |
ルソー、モンテッソーリ、シュタイナーを調べておく。 |
40 |
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7 諸外国の教育思想史の調査 |
ペスタロッチ、フレーベル、デューイを調べておく。 |
40 |
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8 諸外国の教育思想史のまとめ・発表準備 |
調査した教育思想家の業績を、ある程度まとめておく。 |
40 |
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9 諸外国の教育思想史の発表 |
プレゼンテーションの練習をしておく。 |
40 |
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10 日本の教育思想史の調査 |
諸外国の教育思想家の調査のプレゼンテーションの準備をする。 |
60 |
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11 日本の教育思想史のまとめ・発表準備 |
調査した教育思想家の業績を、ある程度まとめておく。 |
40 |
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12 日本の教育思想史の発表 |
プレゼンテーションの練習をしておく。 |
40 |
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13 教育方法・教育思想・教育史の総括 |
これまでの発表の資料を読み、復習しておく。 |
30 |
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14 教育の現状と課題 ①日本の教育の現状と課題 |
教育の現状と課題を理解しておく。 |
30 |
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15 教育の現状と課題 ②社会の変化に対応する教育 |
社会の変化に対応する教育を理解する。 |
30 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ○ | ○ | 50% | |||||
レポート | ○ | 10% | ||||||
課題 | ○ | 10% | ||||||
実技 | ○ | 20% | ||||||
受講状況・態度 | ○ | 10% | ||||||
その他() | ||||||||
フィードバックの方法 | ・レポートについては、添削によりフィードバックをおこなう。 ・再試験の受験者には、個別に面接を行い、筆記試験の結果についてフィードバックをおこなう。 ・筆記試験に関しては、2年生後期が始まって、希望者には個別に開示する。 |
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教科書 | 矢藤誠慈郎・北野幸子 編集「新・基本保育シリーズ➁ 教育原理」中央法規出版 2,000円+税 | |||||||
参考書 | 田中敏明編著「コンパス 保育原理-未来を生きる子どもたちのための保育ー」建帛社 平成29年度告示 幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育・保育要領<原本>チャイルド本社 |
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アクティブ・ラーニング | 教育形態の調査(1回)、諸外国の教育思想史の調査(2回)、及び、日本の教育思想史の調査(1回)は、グループ(各グループ3~4名)での調査となります。 | |||||||
ICT活用 | 教育形態の調査、諸外国の教育思想史の調査、及び、日本の教育思想史の調査は、グループでの調査となり、その際、著書及びコンピューターによる資料収集をおこないます。 また、プレゼンテーションは、パワーポイント等の機器を操作しながら行います。 |
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メッセージ・備考 | 保育に教育は欠かせないものです。教育の原理をしっかりと理解したうえで保育の各論及び演習科目を学ぶことに意味があります。 | |||||||
関連科目 | 教育制度論、日本国憲法、幼児教育教師論 |