科目名 音楽2(演習) 科目ナンバー CC-EP2154-CkP
担当者
(実務経験名)
教授 桑原 哲章
(演奏家)
講師 大年 真理子
(演奏家)
非常勤講師 久米 詔子
(演奏家)
履修期 1年 後期 卒業単位 必修 1単位
免許・資格 保育士選択・こども音楽療育士必修
授業概要 本科目では、音楽1に引き続き、保育実践技術の一つである、弾き歌いや歌唱の力を身につけていくための基礎を学びます。今期からは、特に【コード奏法】を基本とする弾き歌いの実践を中心に取り組みます。授業時間外での個人練習を大切にしながら、弾き歌いのレパートリーを増やしていきます。
到達目標 知識・理解 弾き歌いに必要である、音程・コードネームに関する楽典を理解することができる。
楽典の課題に、丁寧に取り組み内容を理解できる。
発声の仕組みを理解できる。
思考・判断 コードネームを理解することができる。
興味・意欲・態度 レッスンの課題に向き合い、見通しをもって日々練習を重ねることができる。
毎時間のレッスンにおける教員からのアドバイスや自分の気づきを、的確に振り返り、次につなげることができる。
発声練習や歌唱に、意欲的に取り組むことができる。
技能・表現 主要三和音を【コード奏法】で演奏できる。
歌唱とピアノ伴奏のバランスを考えながら曲目に合った演奏ができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(分/日)

1

オリエンテーション・夏休みの課題曲演奏

楽典・スケールの復習、夏休みの課題曲を練習する

30

2

コードネーム(メジャーコード・マイナーコード)/発声

楽典の復習、「スケール」を練習する

30

3

コードネーム(ドミナントセブンスコード)/発声

楽典の復習、「スケール」を練習する

30

4

弾き歌いレッスン①「めだかの学校」/発声

「スケール」「めだかの学校」を練習する

30

5

弾き歌いレッスン②「どんぐりころころ」/発声

「スケール」「どんぐりころころ」を練習する

30

6

弾き歌いレッスン③「たなばたさま」/発声

「スケール」「たなばたさま」を練習する

30

7

弾き歌いレッスン④「山のおんがくか」/発声

「スケール」「山のおんがくか」を練習する

30

8

弾き歌いレッスン⑤「とんぼのめがね」/発声

「スケール」「とんぼのめがね」を練習する

30

9

弾き歌いレッスン⑥「たきび」/発声

「スケール」「たきび」を練習する

30

10

弾き歌いレッスン⑦「発表会演奏曲」/発声

「スケール」「発表会演奏曲」を練習する

30

11

弾き歌い発表会

「スケール」「発表会演奏曲」を練習する

30

12

弾き歌いレッスン⑧「世界の歌」/発声

「スケール」「世界の歌」を練習する

30

13

弾き歌いレッスン⑨「日本の歌」/発声

「スケール」「日本の歌」を練習する

30

14

弾き歌いレッスン⑩「後期試験曲」/発声

「スケール」「後期試験曲」を練習する

30

15

弾き歌いレッスン⑪「後期試験曲」/発声 /まとめ

「スケール」「後期試験曲」を練習する

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート
課題 20%
実技 70%
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法 レッスンの中で、その時々の課題等を伝えていきます。
教科書 『あなたも弾ける やさしい童謡唱歌集』(同文書院)・『これだけは知ってほしい楽典 はじめの一歩』(カワイ出版)・適宜プリント資料配布
参考書 『おんがくのしくみ』(教育芸術社)
アクティブ・ラーニング グループレッスンの中で学びを発表したり共有します。そして、日々考えながら練習を重ね、発表する機会をもちながら音楽の力を身につけるアクティブラーニングです。
ICT活用 アーティストや、現場の保育者による映像を視聴することで得られる学びもあります。積極的にICTを活用しましょう。また動画で自身の演奏の様子を撮影し提出する場合もあります。
メッセージ・備考 音楽の技能を高めるには、日々の練習がとても重要です。正しく練習した分、演奏力は向上していきます。弾き歌いでは、曲目の背景、歌詞に寄り添った演奏ができるよう、また、子どもたちとの歌の活動の時間をイメージしながら、毎日練習を行いましょう。
関連科目 音楽1・3・4、子どもの音楽、幼児と表現