科目名 | 幼児と表現(演習) | 科目ナンバー | CC-CM1160-C | |||||
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担当者 (実務経験名) |
教授 桑原 哲章 教授 樋口 和美 講師 大年 真理子 |
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履修期 | 2年 後期 | 卒業単位 | 選択 2単位 | |||||
免許・資格 | 保育士必修、幼稚園教諭必修 | |||||||
授業概要 | 具体的な幼児の発達や学びの過程を知り,理解に努め指導の具体的な方法で音楽表現や造形のスキルを身に付ける。課題を通して根気よく内容を吟味する中で自分自身の表現力を養っていく。 | |||||||
到達目標 | 知識・理解 | 幼児の表現の領域における基本的なねらいを説明できる。 子どもたちの表現活動に対する指導案を作成できる。 |
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思考・判断 | 子どもたちの遊びや生活の中から生まれる表現に対し、その時の子どもの気持ちや精神状態について考えることができる。 画材や身近な素材を表現活動にどのように活用するかを考え、作品に反映させることができる。 |
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興味・意欲・態度 | 製作を楽しみながら根気強くよりよい作品に仕上げようとすることができる。 自分や友達の作品や音楽表現を楽しんで鑑賞できる。 |
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技能・表現 | 自分の思い描いたことを具体的に表現できる。 道具や材料をいかして自分らしく表現することができる。 グループ活動をする中で、自主性を発揮して自己の音楽表現が出来る。 |
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授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (分/日) |
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1 オリエンテーション/学習内容と授業方法について知る |
シラバスを読む |
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2 子どもたちと音楽のかかわりについて |
自分の幼少期に好きだった歌を思い出しどこが好きか考えてくる |
20 |
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3 歌に親しむ活動について |
うたえほんを読んでくる |
20 |
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4 歌に親しむ活動の工夫(1) 導入について(実施計画) |
歌と関連付けた様々な導入の方法の情報を整理してくる |
20 |
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5 歌に親しむ活動の工夫(2) 個人・グループワーク |
子どもたちが歌に親しみが持てる自分なりの工夫を検討してくる |
30 |
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6 歌唱活動の実践発表・鑑賞(1) |
発表の準備をしてくる |
30 |
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7 歌唱活動の実践発表・鑑賞(2) |
発表の準備をしてくる |
30 |
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8 歌唱活動の実践発表・鑑賞(3) まとめ |
発表の準備をしてくる。自身の発表を振り返っておく |
30 |
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9 幼児の活動を想定した造形表現の活動計画について |
保育所保育指針解説を読んでくる |
15 |
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10 ペープサートとお面について 製作(1) |
自分の幼少期で演劇を楽しんだことを思い出す |
30 |
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11 おもちゃつくり 製作(2) |
幼児が描いた絵や工作の作品を画像検索で選んでくる |
20 |
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12 たのしいルーム飾り 製作(3) |
保育の環境の大切さを考えてくる |
30 |
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13 パソコンでポスター作成 |
これまでに学習した技術の復習・参考資料を集めておく |
15 |
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14 発表会・鑑賞会(1)発表者・鑑賞者に分かれて意見交換をする |
発表の準備をしてくる |
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15 鑑賞会(2) まとめとプレゼンテーション |
発表準備をする。または発表反省をする |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ||||||||
レポート | ||||||||
課題 | ○ | ○ | ○ | ○ | 40% | |||
実技 | ||||||||
受講状況・態度 | ○ | ○ | 20% | |||||
その他(発表) | ○ | ○ | ○ | ○ | 40% | |||
フィードバックの方法 | 造形:製作の後にお互いの作品を鑑賞する時間をとります。作品だけでなく製作段階の態度や取り組みの振り返りを行います。 音楽: 課題・提出物については、適宜添削し、コメントして返却します。 |
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教科書 | ・授業の中で資料プリントを配布します。 ・前半の造形表現分野では、1年時の保育内容(表現)の教科書を用います。 (保育所保育指針解説をいつでも参考にできるようにしておきましょう) |
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参考書 | 造形:授業の中で資料プリントを配布します。 また画像や映像を日頃から集めて製作の参考にしましょう。 音楽:『子どものための音楽表現技術 感性と実践力豊かな保育者へ』 萌文書林・その他は、授業の中で紹介していきます。 |
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アクティブ・ラーニング | 製作や発表会に向けて、自主的なリサーチと準備が必要になります。グループで活動する場合は授業以外でも協議を行い活動を進めていきましょう。 | |||||||
ICT活用 | 画像を検索したり、内容の情報を集めたりするためにICTの活用は必須となります。また発信のために学内のシステムやスマートフォンを大いに活用しましょう。 授業の中でも自分たちで発信する機会をもちます。パソコンや書画カメラなどを用いてプレゼンテーションしてください。 |
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メッセージ・備考 | 子どもの表現を考える前に、まず自分自身の表現活動を豊かなものにしましょう。絵を描くこと、身体を動かし表現すること、表情や自身の声色の工夫など積極的に検討し行動してください。 | |||||||
関連科目 | 保育内容総論 保育内容(表現) 造形表現 音楽1~4 子どもの音楽 |