科目名 | 保育内容(言葉)(演習) | 科目ナンバー | CC-CM2155-Ck | |||||
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担当者 (実務経験名) |
講師 前田 亜由美 (保育士 幼稚園教諭) |
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履修期 | 2年 前期 | 卒業単位 | 必修 1単位 | |||||
免許・資格 | 保育士必修・幼稚園教諭必修 | |||||||
授業概要 | 乳幼児は総合的な体験から学び、養育者や保育者との関わりの中「ことば」を育んでいく。本講義では、乳幼児期の体験を通じた学びについて知り、「ことば」の発達やその育ちにおける保育者の役割や援助の仕方を検討し修得することを目的とする。 内容としては、乳幼児のことばの発達を踏まえ、領域「言葉」の諸側面について実際の保育現場での事例を基に検討し、保育者の援助方法について具体的に示す。 |
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到達目標 | 知識・理解 | 乳幼児期の発達とことばの発達を理解する。乳幼児期に適切な環境について知り、なぜ適切であるのかについて発達を踏まえ説明できる。 | ||||||
思考・判断 | 乳幼児のことばに対し、どのような背景でそのことばが生まれたのか、どのような心情であるのかを考えることができる。それを踏まえ、乳幼児のことばに対し、保育者としてどのように応答すれば適切であるかを考えることができる。 |
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興味・意欲・態度 | 保育現場の事例検討にて、乳幼児が表出したことばについて、領域「言葉」の諸側面を踏まえ、グループで話し合い、検討することができる。 |
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技能・表現 | 保育現場における保育者として、乳幼児の「ことば」を豊かに育む適切な指導・援助ができる。 | |||||||
授業計画 | 授業内容 | 事前事後学習内容 | 時間 (分/日) |
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1 オリエンテーション 要領、指針における保育の捉え方 |
シラバス、テキストpp10~pp18を読んでおく。 |
20 |
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2 領域「言葉」と他領域の関係 |
テキストpp36~pp44を読んでおく。 |
20 |
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3 乳幼児の発達とことば |
テキストpp46~pp51を読んでおく。 |
20 |
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4 乳幼児期のことばの発達と保育者の存在 |
テキストpp52~pp61を読んでおく。 |
20 |
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5 信頼関係から生み出されることば |
テキストpp100~pp117を読んでおく。 |
20 |
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6 多様な感情体験とことば |
テキストpp64~pp74を読んでおく。 |
20 |
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7 自分の考えや思いを伝えることば |
テキストpp120~pp133を読んでおく。 |
20 |
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8 ごっこ遊びとことば |
テキストpp166~184を読んでおく。 |
20 |
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9 保育現場での事例検討;0,1,2歳児 |
0,1,2歳児のことばの発達について復習しておく。 |
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10 保育現場での事例検討;3歳児,4歳児 |
3歳児のことばの発達について復習しておく。 |
20 |
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11 保育現場での事例検討;5歳児 |
5歳児のことばの発達について復習しておく。 |
20 |
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12 領域「言葉」における指導案作成 |
乳幼児のことばの発達、保育事例について復習しておく。 |
20 |
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13 現代社会とことばをめぐる問題と保育者の役割 |
テキストpp188~199を読んでおく。 |
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14 領域「言葉」における評価と小学校との連携 |
テキストpp200~207を読んでおく。 |
20 |
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15 保育実践の質の維持・向上を図る―評価の観点を知る |
1~14までの復習をする。 |
60 |
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成績評価方法 | 知識・理解 | 思考・判断 | 態度・興味・意欲 | 技能・表現 | 評価割合 | |||
筆記試験 | ○ | ○ | 60% | |||||
レポート | ||||||||
課題 | ○ | ○ | ○ | 20% | ||||
実技 | ○ | ○ | 10% | |||||
受講状況・態度 | ○ | 10% | ||||||
その他(無) | ||||||||
フィードバックの方法 | 指導案については個別に添削し、返却します。 | |||||||
教科書 | 新訂 事例で学ぶ保育内容 領域「言葉」2018 萌文書林 | |||||||
参考書 | 保育所保育指針 厚生労働省 幼稚園教育要領 文部科学省 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 内閣府 |
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アクティブ・ラーニング | 事例検討については、グループでディスカッションを行います。 | |||||||
ICT活用 | 資料や映像はパワーポイントを用いて提示します。 | |||||||
メッセージ・備考 | 子どもが生み出すことばには、様々な背景があります。なぜそのことばが表出されたのか、子どもを深く知る視点を養い、考えていきましょう。 | |||||||
関連科目 | 幼児と言葉 保育内容総論 |