科目名 教育実習(事前・事後指導1単位を含む) 科目ナンバー LA-TT0223-Wt
担当者
(実務経験名)
特任教授 佐長 健司
特任教授  福嶋 真郷 (中学校教諭,小・中学校副校長・教頭,教育委員会主任指導主事)
特任教授 福嶋 伸子
教授 鶴田 智子
准教授 桐生 直代
(高校教員)
准教授 井上 幸一
准教授 安村 真紀
准教授 吉田 あかね
履修期 2年 前・後期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修、司書教諭必修  5単位
授業概要 事前指導は,実習生としての心構えや,学校の教育活動に参画する意識を高めることを主な目的とします。また,実習の中心である授業への準備として,模擬授業についての知識,技能を高めます。事後指導では、自らの教育実践の反省と振り返りを通して、教員免許取得までに習得すべき知識や技能等についてさらに高め,教育実習の成果と課題を実習報告会で発表し,相互に教育実習の意義を理解するようにします。
到達目標 知識・理解 本学で学んだ基礎的な知識を実習に活かすことができる。
思考・判断 実習での諸課題に担当教員等の助言を得て、適切な判断ができる。
興味・意欲・態度 教育実習を通して、教職を目指す強い意欲を示すことができる。
技能・表現 教師に求められる基礎・基本的な業務の一部に取り組むことができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(分/日)

1

教育実習の心構え、態度、その他について(事前指導)

これまでの学習を振り返り、実習への意識を高める

30

2

望ましい学習指導と生徒指導について

実習校との事前協議、教育実習日誌の使い方を考える

30

3

国語,音楽の現職の先生の授業参観

指導案に目を通し,質問内容を考える

60

4

国語,音楽の現職の先生の授業参観(授業反省会への参加)

授業内容をもとに質問,意見を用意する

30

5

学習指導案作成の個別指導と模擬授業

学習指導案を作成し、授業を構造化する

30

6

学習指導案作成の個別指導と模擬授業

学習指導案を作成し、授業を構造化する

30

7

学習指導案作成の個別指導と模擬授業

学習指導案を作成し、授業を構造化する

30

8

学習指導案作成の個別指導と模擬授業

学習指導案を作成し、授業を構造化する

30

9

3週間の中学校実習および訪問指導

中学校の指導を受ける

30

10

実習校での教育実践についての意見交換と課題の省察

担当教員、実習訪問教員に実習報告をする

30

11

お礼状の送付、報告書の作成・提出

報告書をまとめてくる

30

12

社会福祉施設体験の学びについて

体験先について調べる

30

13

特別支援学校の学びについて

体験先について調べる

30

14

事後指導:教育実習の成果報告会

パワーポイントスライドで発表原稿をまとめてくる

60

15

まとめと総括:教職科目履修カルテの提出

教職科目履修カルテをまとめてくる

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート
課題
実技 20%
受講状況・態度 20%
その他(実習評価表など) 60%
フィードバックの方法 提出した指導案,課題等はコメントを付けてフィードバックします。
教科書 教育実習校で使用する音楽,国語の教科書。
参考書 必要に応じて提示します。
アクティブ・ラーニング 模擬授業を交互に繰り返して行う。板書、演奏など実際の授業の動きの中で、課題点の修正を行う。また、相互に模擬授業の評価を行い、意見を出し合う中で、授業の質を向上させる。
ICT活用 貸出用iPadを用いて、文部科学省、各自治体教育委員会の法令、通達、その他の情報を精査します。
メッセージ・備考 教育実習は教員免許取得の最大の実践の場です。学生であっても実習中は実習校の教員です。守秘義務など強い役割意識が必要です。また,実習の中心は授業で,十分な準備が必要です。事前指導(模擬授業等)で教育実習が困難だと判断する場合には話し合いの上,実習取り消しとなる場合があります。
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