科目名 生活環境と健康(講義) 科目ナンバー HN-HC2202-H
担当者
(実務経験名)
非常勤講師 小池 城司
      (医師)
履修期 2年 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 健康管理士必修
授業概要 我々を取り巻く自然環境および人為的環境について理解し、その現状を把握し、それが我々の健康にどのように影響しているかを理解すること。また、現状の課題に対してどのように対応する必要があるかを理解し、それを実践できるようになること。
到達目標 知識・理解 我々を取り巻く環境について説明することができること。
環境の現状、そのようななった原因、および課題を説明することができること。
環境が我々の健康に及ぼす影響を説明することができること。
思考・判断 我々を取り巻く環境が我々の健康に及ぼす影響に対して、そのメカニズムを理解し、どのように対応するか考えることができ、それを自分言葉で述べることができること。
興味・意欲・態度 健康に悪影響を及ぼす環境の問題について、その対応策を自分自身で考えるとともに、それを実践できること。
技能・表現 健康に悪影響を及ぼす環境の問題について、その対応策を自分自身で考えたこと、およびそれを実践しようとすることについて、PPT等をついてプレゼンテーションできること。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(分/日)

1

私たちを取り巻く環境

環境の定義、環境問題、環境問題への取り組み

30

2

私たちが住む地球

地球の自然環境、地球上の生態系

30

3

気象と健康

温熱条件と生体の反応について、気象病と季節病について

30

4

地球温暖化

地球温暖化について、地球温暖化の影響、地球温暖化対策

30

5

地球環境問題

オゾン層破壊、酸性雨、森林減少、砂漠化

30

6

自然環境問題について何ができるかを考える

①~⑤のうち、一番大切と思ったことについてまとめ、発表する

30

7

地域環境問題

大気汚染、水質汚染、土壌汚染、騒音、振動、悪臭

30

8

室内における環境問題

室内汚染、シックハウス症候群

30

9

都市の環境問題「ヒートアイランド現象」

ヒートアイランド現象の発生メカニズムとその影響

30

10

自然環境問題について何ができるかを考える

⑦~⑨のうち、一番大切と思ったことについてまとめ、発表する

30

11

化学物質による環境汚染

環境ホルモン、ダイオキシン、黄砂とPM2.5

30

12

放射性物質による環境への影響

原子力について、放射線について、放射線の人体への影響

30

13

自然環境問題について何ができるかを考える

⑪~⑫のうち、一番大切と思ったことについてまとめ、発表する

30

14

私たちにできる環境への取り組み(食と環境)

食糧自給率、フードマイレージとバーチャル・ウォーター等

30

15

生活習慣病における多職種による取り組み

生活習慣病についてとその実態、生活習慣病対策について

30

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 70%
レポート 10%
課題 10%
実技
受講状況・態度 10%
その他()
フィードバックの方法
教科書 健康管理士一般指導員・文部科学省後援健康管理能力検定1級テキスト テキスト5・生活環境と健康
参考書
アクティブ・ラーニング ディスカッションを行い、15回目の授業においてプレゼンテーションを行う。
ICT活用
メッセージ・備考 2月に初旬に実施される日本成人病予防協会主催の健康管理士一般指導員を受験します。
関連科目 臨床栄養学概論、臨床栄養学実習、公衆栄養学