科目名 日本の伝統文化2(演習) 科目ナンバー CL-JC1102
担当者
(実務経験名)
非常勤講師 松尾真由美
履修期 1年前期 1年後期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 表千家教授
授業概要 伝統的な日本文化の一つである茶道の作法や所作を通して、他者を思う「おもてなしの心」を学ぶ。
また、掛物から四季の移ろいを感じたり、焼き物や塗などの茶道具に触れたりすることで、日本文化の良さを知り、授業で学んだ茶道の所作や作法に興味関心を示し、日常の生活に活かすことができるようにする。
到達目標 知識・理解 私心なく誠実に大切な人を心からお迎えするという「おもてなしの心」を、茶道の所作や作法を通して理解する。
思考・判断 茶道の所作や作法を体得したり、茶道具に触れたりすることを通して、他者を大事にする心で接するしぐさや振る舞い、行動について考えることができる。
興味・意欲・態度 茶道の所作や作法、茶道具に興味を持ち、よりきれいなしぐさや振る舞い、また茶道具を大切に扱いたいと願い、その行動を日常生活に活かそうとする。
技能・表現 茶道の他者を大事にする心や態度である「おもてなしの心」を理解し、しぐさや振る舞い、行動について考え、日常生活に活かすことができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

茶道の説明(茶道具の紹介、お茶やお菓子の頂き方など)

茶道の説明(茶道具の紹介、お茶やお菓子の頂き方など)

4

2

基本所作(袱紗、茶筅、茶杓、棗の扱い方など)

基本所作(袱紗、茶筅、茶杓、棗の扱い方など)

4

3

基本所作(茶巾、茶筅、茶碗や柄杓の扱い、掛物の説明)

基本所作(茶巾、茶筅、茶碗や柄杓の扱い、掛物の説明)

4

4

基本所作(水指、建水、蓋置、水次やかんの扱いなど)

基本所作(水指、建水、蓋置、水次やかんの扱いなど)

4

5

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

4

6

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

4

7

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

4

8

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

4

9

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

薄茶点前(仕組みをほどき、茶をたてて、客にだす所作)

4

10

仕舞点前(客から戻った茶碗を清めるなど、仕舞う所作)

仕舞点前(客から戻った茶碗を清めるなど、仕舞う所作)

4

11

仕舞点前(客から戻った茶碗を清めるなど、仕舞う所作)

仕舞点前(客から戻った茶碗を清めるなど、仕舞う所作)

4

12

立礼卓点前(仕組み、薄茶、仕舞うまでの一連の所作)

立礼卓点前(仕組み、薄茶、仕舞うまでの一連の所作)

4

13

立礼卓点前(仕組み、薄茶、仕舞うまでの一連の所作)

立礼卓点前(仕組み、薄茶、仕舞うまでの一連の所作)

4

14

茶室の点前(畳の歩き方、座り方やお辞儀濃茶の説明)

茶室の点前(畳の歩き方、座り方やお辞儀濃茶の説明)

4

15

小習について学ぶ・立礼卓点前(復習)

小習について学ぶ・立礼卓点前(復習)

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート
課題
実技 70%
受講状況・態度 30%
その他()
フィードバックの方法 授業内容の質問や疑問に対しては、ていねいに答え、全体で共有し授業内容を深める。また、授業内容の理解不足を感じた時は、プリントや写真を作成し、より理解しやすい方法を工夫する。
教科書 プリント
参考書 なし
アクティブ・ラーニング 自ら講義前に予習したり、習得した所作を復習したりできるように、講義のポイントを動画で作成し、Fujconline上にアップし、自主的に学習し習得できるようにする。
ICT活用 DVDを2回程度視聴させる。
復習のために動画を作成しFujconline上にアップする。
メッセージ・備考 茶道の基本は、他者を思い尊敬する「おもてなしの心」である。亭主の客への思いを学び、基礎となる所作や点前などを身に着け、日常に活かすことができる学習を目指す。また、茶道を身近に感じ、楽しい時間になるように心がける。
関連科目 日本の伝統文化1.3