科目名 古典文学を読む1(講義) 科目ナンバー CL-JC3131-Wj
担当者
(実務経験名)
講師 松本 美耶
履修期 1年 後期 卒業単位 必修 2単位
免許・資格 中学校教諭二種(国語)必修・司書教諭必修
授業概要 高等学校の授業でも触れたであろう著名な古典作品を読むことによって、文学の魅力を再発見することができる。また、作品の講読を通じて、当時の時代背景や文化に関する知識を得ることができる。
到達目標 知識・理解 古典作品(上代・中古)について、それぞれの特色を学ぶことができる。
思考・判断 古い日本の文学を学ぶことによって、人間の持つ多様な価値観を知ることができる。
興味・意欲・態度 古典作品の原文を読み文章や表現に注目することによって、文学作品を読解する際に必要な基礎的能力を養うことができる。また、古典(上代・中古)文学史を整理することによって、他の時代の作品にも興味を持つきっかけとなる。
技能・表現 授業で取り上げた古典作品についての調査の方法を身につけ、レポートや論文を書くことができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

オリエンテーション

シラバスを読んでくる

4

2

日本文学史を概観する

配布資料を読んでくる

4

3

上代・中古文学史を概観する

配布資料を読んでくる

4

4

勅撰漢詩集の時代  —『万葉集』読む—

『万葉集』について調べておく。

4

5

仮名文学の成立と和歌 —『古今和歌集』の世界—

『古今和歌集』について調べておく。

4

6

『竹取物語』の誕生

『竹取物語』について調べておく。

4

7

『伊勢物語』を読む

『伊勢物語』について調べておく。

4

8

日記文学を読む

『土佐日記』『蜻蛉日記』『和泉式部日記』について調べておく。

4

9

『枕草子』を読む

『枕草子』について調べておく。

4

10

『源氏物語』を読む(1)

『源氏物語』について調べておく。

4

11

『源氏物語』を読む(2)

配布資料を読む。

4

12

『更級日記』を読む

『更級日記』について調べておく。

4

13

『大鏡』を読む

『大鏡』について調べておく。

4

14

『今昔物語』を読む

『今昔物語集』について調べておく。

4

15

上代・中古文学史まとめ

これまでの配布資料やノートを見返しておく。

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 60%
課題 20%
実技
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 毎回、授業の最後にコメントカードを配布しますので、授業の中で考えたことや気づいたことを記入して提出してください。コメントカードの内容の共有、また質問に対する回答は、次の授業の最初に口頭で解説します。
教科書 毎回、資料を配付します。
参考書 授業中に適宜紹介します。
アクティブ・ラーニング なし
ICT活用 eラーニングサイトを利用し、課題提出や資料の配布を行うことがあります。
メッセージ・備考 この授業では、古典作品の原文を声に出して読み味わい、作品の持つ世界観を楽しみながらその魅力を学んでいきます。また、当時の世情や文化を踏まえながら実際の古典作品に触れることによって、これまでただ知識として眺めていた文学の歴史を、時代の流れの中で把握していきましょう。
関連科目 日本語日本文学科目すべて