科目名 邦楽（演習） 科目ナンバー MU-MB1112-mT
担当者
（実務経験名）		 非常勤講師　河原　抄子
（筝曲演奏家）
履修期 1年　後期 卒業単位 選択　2単位
免許・資格 中学校教諭二種（音楽）必修・音楽療法士（２種）選択必修
授業概要 箏や三味線の演奏法を習得する。
日本の伝統音楽を体感することで日本文化について理解を深める。
到達目標 知識･理解 箏、三絃の楽器及び基礎的な演奏法について説明実演出来るようになる。
思考･判断 日本の伝統や文化について音楽を通して実感し理解出来るようになる。
興味･意欲･態度 知識や実技の習慣によって中学校音楽教育の場で日本の伝統音楽についてより深く説明出来るようになる。
技能･表現 日本の伝統楽器を使って自由な音楽的表現が出来るようになる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
（時間／週）

1

オリエンテーション

箏爪のサイズを合わせる,楽器の取り扱いについて学ぶ

4

2

楽器の構造と説明（箏）

箏に関する予備調査・音階の作り方の復習

4

3

練習曲（さくら・平調子）による実習１　右手の奏法

セッティングの仕方、右手の弾き方の基本の復習　

4

4

練習曲（さくら・平調子）による実習２　左手の奏法も習得

構え方、左手の弾き方まで復習

4

5

練習曲（さくら・平調子）による実習３　色々な奏法の習得

基本的奏法についての復習

4

6

練習曲（さくら・平調子）による合奏練習と乃木調子について

乃木調子の音階でどんな曲が演奏出来るか自分で探してみる

4

7

練習曲（乃木調子）数曲を初見演奏

数曲を演奏することで楽譜の理解と使用する意義を理解する

4

8

楽器の構造と説明（三味線）

三味線に関する予備調査・取扱について習得する

4

9

三味線に慣れよう

三味線に関する講義内容の復習　

4

10

（三味線）練習曲による実習

音程の作り方の理解を深める

4

11

箏古典曲　六段の調べに挑戦する

箏の基礎的演奏法の復習とより多くの奏法の習得　

4

12

六段の調べに挑戦する２　古典曲を通して日本文化を考えてみる

奏法の確認と音や余韻に注視する

4

13

箏　七つの子を題材にアレンジしてみる

どんな音が出せるか独自に探してみる

4

14

七つの子のアレンジバージョンを作る

独自の楽譜製作　楽譜の理解を深める

4

15

七つの子　楽譜製作と実習

楽譜の確認と演習

4
成績評価方法   知識･理解 思考･判断 態度･興味･意欲 技能･表現 評価割合
筆記試験
レポート
課題 ○ 10%
実技 ○ ○ ○ ○ 20%
受講状況･態度 ○ ○ 70%
その他（）
フィードバックの方法 授業最後に口頭により復習、質問を受け付けます
教科書 プリントを配布する
参考書 無
アクティブ・ラーニング 無し
ICT活用 無し
メッセージ･備考 日本の伝統楽器の一つである箏や三味線の音楽を体験すること、理解することは、自分の暮らしている文化を理解することに繋がります。
また、楽器について基礎を理解した上で自由に音楽を作る体験は、中学校や小学校の現場でより良い内容の音楽の授業を提供する一助となると思われます。
関連科目 音楽科教育法