科目名 音楽療法各論(基礎)(講義) 科目ナンバー MU-MT0102-T
担当者
(実務経験名)
教授 井上 幸一
履修期 1年 後期 卒業単位  2単位
免許・資格 音楽療法士(2種)必修
授業概要 音楽療法における専門的知識と関連領域とのつながりを理解し、実践的なアプローチ法として楽器の活用方法や身体活動と音楽との関連から実践方法について学ぶ。

到達目標 知識・理解 音楽療法の基礎的理論に基づいて音や音楽の使い方を理解できる。
思考・判断 対象者や活動形態に適した楽器の活用や身体活動との関連を考えることができる。

興味・意欲・態度 知識の修得と実践活動に関わる課題に積極的に取り組むことができる。
技能・表現 実践的課題として楽器の活用や身体活動ができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

オリエンテーション 音楽療法におけるアプローチ法

音楽療法実践の概要について調べる

4

2

楽器の活用1:コード奏法の基礎(トライアド)

配付資料1(コードネーム)を読む

4

3

楽器の活用2:コード奏法の基礎(セブンス、その他のコード)

配付資料2(コードネーム)を読む

4

4

楽器の活用3:コードによる伴奏付け(3コード)

配付資料3(コード伴奏)を読む

4

5

楽器の活用4:打楽器、手作り楽器

打楽器、手作り楽器の活用について調べる

4

6

身体活動と音楽1:歌唱

音楽療法における身体活動について調べる

4

7

身体活動と音楽2:音楽遊び

音楽療法における音楽ゲーム・遊びについて調べる

4

8

集団セッション

音楽療法における集団セッションについて調べる

4

9

個別セッション

音楽療法における個別セッションについて調べる

4

10

模擬セッション計画1:アセスメント

対象について検討し情報を調べる

4

11

模擬セッション計画2:プログラム作成

模擬セッションのプログラム案を考える

4

12

模擬セッション1:知的障がい児を対象とする

模擬セッションの練習を行う

4

13

模擬セッション2:注意欠陥多動性障がい児を対象とする

模擬セッションの練習を行う

4

14

模擬セッション3:自閉症スペクトラム障がい児を対象とする

模擬セッションの練習を行う

4

15

模擬セッションの振り返りとまとめ

模擬セッションをとおした課題についてまとめる

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 60%
課題 40%
実技
受講状況・態度
その他()
フィードバックの方法 課題発表に対するコメントによって行う。
教科書 適宜、資料を配付する。

参考書 音楽療法必須100曲(こども編)菅田文子 あおぞら音楽社
アクティブ・ラーニング ディスカッションをとおして課題発見と解決に向けた検討を行う。
ICT活用 e-ラーニングサイト授業コースを用いる。
メッセージ・備考 音楽療法実践に向け、知識の活用と課題解決を目標として取組みましょう。
関連科目 音楽療法概論
音楽療法各論(臨床)
音楽療法総合演習