科目名 和声2(講義) 科目ナンバー MU-MB1203-T
担当者
(実務経験名)
教授 井上 幸一
履修期 2年 前期 卒業単位 選択 2単位
免許・資格 音楽療法士(2種)選択必修
授業概要 西洋音楽の古典期に確立された音体系への理解を深め「響き」に対する感性を養うと共に、旋律課題や種々の和声連結の実習をとおして、楽曲を考察するための基礎理論として学習する。
到達目標 知識・理解 和声法における第1転回位置及び第2転回位置を含む配置と連結を理解できる。
思考・判断 理論と知識を楽曲分析に応用できる。
興味・意欲・態度 楽曲におけるハーモニーの展開を意識できる。
技能・表現 バス課題に基づきリアリゼーションができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

オリエンテーション 第1転回位置の標準配置1(標準配置)

基本位置3和音の連結を復習する

4

2

第1転回位置の連結2(1転及び1転の連結)

教科書P49~52(第1転回位置の配置と連結)を読む

4

3

第1転回位置の連結3(Ⅱ1の配置・連結)

教科書P54~55(Ⅱ1の配置と連結)を読む

4

4

第1転回位置の連結4(カデンツによる連結)

教科書P55~58(転回位置とカデンツ)を読む

4

5

第1転回位置バス課題1(C dur,c moll)

教科書P58~59(バス課題の実施法)を読む

4

6

第1転回位置バス課題2(G dur,g moll)

課題19バス課題(1-3)を実施する

4

7

第1転回位置バス課題3(F dur,f moll)

課題19バス課題(4-6)を実施する

4

8

第1転回位置バス課題4(その他の調)

課題19バス課題(7-9)を実施する

4

9

3和音の第2転回位置1(定型と標準連結)

教科書P61~63(第2転回位置の配置と連結)を読む

4

10

3和音の第2転回位置2(S和音→Ⅰ2-Ⅴ)

教科書P64~65(S和音の連結)とカデンツを読む

4

11

第2転回位置バス課題の実施1(C dur,c moll)

教科書P65~66(バス課題の実施法)を読む

4

12

第2転回位置バス課題の実施2(a moll,f moll等)

課題24バス課題(1-3)を実施する

4

13

第2転回位置バス課題の実施3(d moll,e moll等)

課題24バス課題(4-6)を実施する

4

14

第2転回位置バス課題の実施4(その他の調)

課題24バス課題(7-10)を実施する

4

15

第1転回位置及び第2転回位置の配置と連結のまとめ

転回位置によるバス課題(補充課題)を実施する

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 60%
レポート
課題 40%
実技
受講状況・態度
その他()
フィードバックの方法 課題の実施と添削指導によって行う。
教科書 「和声 理論と実習Ⅰ」島岡譲 他 著(音楽之友社)
参考書 「和声と楽式のアナリーゼ」島岡譲 著(音楽之友社)
アクティブ・ラーニング バス課題の実施において他者とのディスカッションをとおして取り組む。
ICT活用 e-ラーニングサイト授業コースを活用する。
メッセージ・備考 テキストを丁寧に読むとともに課題を繰り返し実施し、様々な連結パターンとその響きを感じ取りながら学びましょう。
関連科目 音楽理論 和声1 和声3 作曲法