科目名 和声（講義） 科目ナンバー MU-MA1307
担当者
（実務経験名）		 教授　井上　幸一
履修期 専攻科　前期 卒業単位 選択　2単位
免許・資格 無し
授業概要 和声課題の実習をとおして、西洋音楽の古典期に確立された音体系への理解を深め、「響き」に対する感性の充実を図り、和声学的に楽曲を分析するための知識を修得する。
到達目標 知識･理解 D諸和音及び和声実習における公理を理解することができる。
思考･判断 ハーモニーとメロディについて理論的に考察できる。
興味･意欲･態度 響きの変化とその理論的背景について関心をもつことができる。
技能･表現 D諸和音の課題を応用し、リアリゼーションができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
（時間／週）

1

オリエンテーション、原則的な公理の復習１：基本位置3和音

教科書P18～36を読む

4

2

和声実習における原則的な公理の復習2：カデンツ、終止形

教科書P37～42を読む

4

3

和声実習における原則的な公理の復習3：転回位置

教科書P49～65を読む

4

4

和声実習における原則的な公理の復習4：Ⅴ7の和音

教科書P69～84を読む

4

5

和声実習における原則的な公理の復習5：Ⅴ9の和音

教科書P85～97を読む

4

6

D諸和音の総括

教科書P99～105を読む

4

7

バス課題における一般的注意

教科書P99～111を読む

4

8

4声部全体の配置に関する公理

教科書P112～114を読む

4

9

進行に関する公理

教科書114～117を読む

4

10

配置・連結の一般的可能性１：配置

教科書P118～122を読む

4

11

配置・連結の一般的可能性2：連結

教科書P123～129を読む

4

12

24の調と諸和音

教科書P133～137を読む

4

13

配置と連結の総括

教科書P138～141を読む

4

14

カデンツの総括

教科書P142～151を読む

4

15

和声実習と楽曲分析

和声実習の総括的復習

4
成績評価方法   知識･理解 思考･判断 態度･興味･意欲 技能･表現 評価割合
筆記試験 ○ ○ 60%
レポート
課題 ○ ○ ○ ○ 40%
実技
受講状況･態度
その他（）
フィードバックの方法 課題の添削と指導によって行う。
教科書 和声　理論と実習1、島岡譲 他 著、音楽之友社　
参考書 和声と楽式のアナリーゼ、島岡譲 著　音楽之友社　
アクティブ・ラーニング 和声実習をとおして簡易的な楽曲分析についてデイスカッションを行う。
ICT活用 e-ラーニングサイト授業コースを活用する。
メッセージ･備考 基本位置3和音から属7、属9までの諸和音の配置と連結に関わる全般的公理を深く学びましょう。
関連科目 編曲法