科目名 社会福祉(講義) 科目ナンバー CC-EC1208-CP
担当者
(実務経験名)
非常勤講師 
宮地 あゆみ
(保育士・精神保健福祉士・社会福祉士)
履修期 2年 後期 卒業単位  
免許・資格 保育士必修・こども音楽療育士選択必修、音楽療法士(2種)必修 2単位
授業概要 社会福祉に関連した制度には、高齢、障害、貧困、病気などの問題・ニーズに対応したものがあるため、特別に問題・ニーズを抱えた人たちのものであると思われがちである。しかし社会福祉とは、私達の日常生活に深く関わっており、「人間らしい生活をする」という基本的な事柄を含み、人権を守るということなど、人としての生き方にも深く関係している課題であることを理解する。
到達目標 知識・理解 社会福祉が、私達の身近な生活のなかに深く関わり、生活を支えているものであるということを理解する。
思考・判断 「社会福祉とは何か、何のためにあるのか、誰のためにあるのか」ということを問いつつ、社会福祉の概念、歴史、制度、実践などに触れながら、基礎的な知識や視点、考え方、援助技術について学ぶ。
興味・意欲・態度 福祉の専門職としての自覚をもつようになる。
技能・表現 問題・ニーズに気づくための視点を養い、問題解決にための機関や専門職などの資源について知り、これらに適切につなぐための方法を身につける。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

オリエンテーション:社会福祉の理念と概念・歴史的変遷

教科書に目をとおしておくこと 

4

2

子ども家庭支援と社会福祉

前回の復習をしておくこと 

4

3

社会福祉の制度と法体系

前回の復習をしておくこと 

4

4

社会福祉行政と実施機関、社会福祉施設

前回の復習をしておくこと 

4

5

社会福祉の専門職

前回の復習をしておくこと 

4

6

社会保障および関連制度の概要

前回の復習をしておくこと 

4

7

相談援助の理論

前回の復習をしておくこと 

4

8

相談援助の意義と機能

前回の復習をしておくこと 

4

9

相談援助の対象と過程

前回の復習をしておくこと

4

10

相談援助の方法と技術

前回の復習をしておくこと 

4

11

社会福祉における利用者の保護にかかわる仕組み

前回の復習をしておくこと 

4

12

少子高齢化社会における子育て支援

前回の復習をしておくこと 

4

13

共生社会の実現と障害者施策

前回の復習をしておくこと

4

14

在宅福祉・地域福祉の推進および諸外国の動向

前回の復習をしておくこと

4

15

まとめ

授業内容の整理 

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 50%
レポート 20%
課題 10%
実技 10%
受講状況・態度 10%
その他(授業参加度)
フィードバックの方法 毎回、振り返りシートを配布する
教科書 社会福祉 新・基本保育シリーズ4 中央法規
参考書 「保育所保育指針解説」厚生労働省
アクティブ・ラーニング グループワークをとおして、自分達の意見を述べ、その意見を整理しまとめて発表する。
ICT活用 ICTを活用し、社会保障などについて調べ発表する。
メッセージ・備考 講義内容を理解するには、毎回の授業への出席はもちろんであるが、日頃から福祉の問題などに関心を持ち、関連するニュースを読むなどしておくことが望ましい。
関連科目 子ども家庭福祉論