科目名 教職実践演習(中学校)(演習) 科目ナンバー LA-TT0226-Wt
担当者
(実務経験名)
特任教授 佐長健司
特任教授 福嶋 真郷(中学校教諭,小・中学校副校長・教頭,教育委員会主任指導主事)
履修期 2年 後期 卒業単位  
免許・資格 中学校教諭二種(国語・音楽)必修、司書教諭必修 2単位
授業概要 教育実習の成果と課題を踏まえ、学校で働く先輩の姿や現役の先生の姿に学び、教職を目指す意識と技量を高める。
到達目標 知識・理解 実習で得た教職に関する知識や理解をさらに深めることができる。
思考・判断 実習経験を踏まえ、教員としての思考・判断力の基礎を身につける。
興味・意欲・態度 実習経験を共有し、教職を目指す意欲を高めることができる。
技能・表現 先輩等の講話内容を踏まえ、協力して模擬授業等の改善を図ることができる。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

教育実習を振り返り、本授業の目的を確認,授業運営の役割分担

実習日誌を見て、教育実習の成果と課題をまとめておく

4

2

学び続ける教師について

質問事項をまとめておく

4

3

考える力をつける思考ツールについて

質問事項をまとめておく

4

4

中学校教師の教育実践に学ぶ(教務主任の活動の実際と模擬授業)

質問事項をまとめておく

4

5

ようこそ先輩1(国語科教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

4

6

ようこそ先輩2(音楽科教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

4

7

ようこそ先輩3(栄養教諭卒業生の講演と模擬授業)

先輩に聞きたいことをまとめておく

4

8

学級経営の実際(具体的な学級での課題を討議する)

実習校での学級指導の課題点を整理する

4

9

保護者,地域との連携の実際(ロールプレーイングを用いて)

実習校の連携の実際を実習時,自分が通学時の2点で整理する

4

10

人権教育の実際(アプローチの方途を討議する)

人権教育の実際について考えをまとめる

4

11

模擬授業1(「国語」・文化教養学科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

4

12

模擬授業2(「音楽」・音楽科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

4

13

模擬授業3(「食育指導」・健康栄養学科)を実施する

協力して模擬授業の準備をしておく

4

14

教育実習,模擬授業を通して学んだことをまとめ,発表する

教育実習の成果と課題を再確認する

4

15

まとめ(教職課程履修全体を一人一人が振り返る)

教職を目指す意味を再確認しておく

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験
レポート 20%
課題 30%
実技 30%
受講状況・態度 20%
その他()
フィードバックの方法 提出した課題・レポート等はコメントを付けてフィードバックします。
教科書 「音楽」教科書,「国語」教科書(いずれも自分の教育実習実施校で使用している教科書が望ましい。健康栄養学科を除く。)
参考書 文部科学省学習指導要領。その他必要に応じて紹介する本。
アクティブ・ラーニング 現場の先生の模擬授業,先輩の模擬授業,自分たちの模擬授業で,それぞれの実際的な授業を体験する。また,学生代表3人は実際に模擬授業を行う。学習を深めたり,振り返る過程でグループワークを行い,意見のまとめ方,発表の仕方についても学ぶ。
ICT活用 パソコン室または貸出用iPadを用いて、学校だよりなど学校現場の資料,文部科学省、各自治体教育委員会、各学校からの情報を精査し、理解を深めます。
メッセージ・備考 教育実習で学びが終わってはいけない。教育実習で学んだ成果と課題をみんなで省察します。各回の司会等の運営も学びとします。現場の先生の姿に学び、自分自身がどのような教師を目指すのか,つくり上げていってほしい。また,教員免許取得までにさらに習得すべき知識,技能等も深めていきます。
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