科目名 女性と家庭・社会生活(講義) 科目ナンバー LA-EW2104
担当者
(実務経験名)
非常勤講師 井手 靖子
履修期 1年 後期 卒業単位 選択必修 2単位
免許・資格
授業概要 この講義では「家族」や「恋愛」「結婚」といった身近なトピックを取り上げて、社会や私たちの日常の「これまで」と「これから」を考えていく。
この講義を受講することで、社会の出来事に対して多角的な視点と考察力をもち、柔軟かつ独自の思考で自らの意見を述べる力を養ってほしい。
到達目標 知識・理解 女性をとりまく社会システムや社会制度が女性の生き方にどのように作用しているかを理解する。
思考・判断 社会の中での「女性」としての生き方がどのように変容し、どのように変容していくのか、思考していく。女性として、社会の中での女性の立ち位置を自らの問題として、多様な思考で、独自の視点で模索する力を養う
興味・意欲・態度 常に女性をめぐる社会問題に関心を持ち、積極的に授業に参加してください。また、固定概念や一般常識にとらわれず、自由な発想と柔軟な姿勢を心がけてください。
技能・表現 女性を取り巻くさまざまな社会問題に対し、独自の視点で自らの考えを発表する。
授業計画 授業内容 事前事後学習内容 時間
(時間/週)

1

オリエンテーション

女性を取り巻く問題としてどのようなものがあるか調べておく

4

2

家族の変容(1)—産業化と家族—

産業化が家族とどのように関連しているのかを調べておく

4

3

家族の変容(2)—現代家族の変容—

家庭における女性の役割とされているものを調べておく

4

4

家族の変容(3)—高齢化と少子化—

高齢化や少子化と女性のとかかわりを調べておく

4

5

社会と性(1)—女性の就労—

女性の就労における問題点を考えておく

4

6

社会と性(2)—2つの結婚—

結婚とは何かを考え、結婚を取り巻く問題を調べておく

4

7

社会と性(3)—結婚の意義—

現在の男女の結婚状況を調べておく

4

8

社会と性(3)—結婚しない、という選択—

結婚しないということは何を指すか調べておく

4

9

映画鑑賞

これまでの講義を復習しておく

4

10

中絶をめぐる問題―映画の解説

レポート執筆の準備をしておく

4

11

恋愛(1)―恋愛とは何か

恋愛を学問としてみた場合、どのような問題があるか調べておく

4

12

恋愛(2)―ロマンティック・ラブ・イデオロギー

ロマンティック・ラブ・イデオロギーと何かを調べておく

4

13

恋愛(3)―「遊び」としての恋愛

現代の恋愛を取り巻く状況を調べておく

4

14

恋愛(4)―恋愛弱者

恋愛マイノリティを取り巻く状況を調べておく

4

15

まとめ

疑問点やさらに知りたいことなどをまとめておく

4

成績評価方法   知識・理解 思考・判断 態度・興味・意欲 技能・表現 評価割合
筆記試験 80%
レポート 20%
課題
実技
受講状況・態度
その他()
フィードバックの方法 準備学習状況の確認をした際やレポート発表時は、口頭でフィードバックを行います。
教科書 なし。随時プリントを配布します。
参考書 適宜紹介します。
アクティブ・ラーニング 講義の中で、講義内容の理解や受講生の考えを発表してもらいます。また、講義の理解を深めるため、映画を鑑賞する機会を設けます。映画を観た後、講義内容との関連でレポートを書く時間を設け、提出を求めます。
ICT活用 なし
メッセージ・備考 講義の中では新たな視点・新たな思考に触れる機会になるでしょう。社会に出たときに、「女性」として社会にどのようにかかわるべきかの指標をこの授業で見つけてほしいと思います。
なお、進捗状況や受講生の理解・興味に応じて、適宜変更する場合があります。
関連科目 日本女性論